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プロフィール |
コメント数 |
150 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映像が綺麗な映画が好きです。 話題作からミニシアター系まで、最新作からクラシックまで広く遍くをモットーに。 評価の仕方は独断と偏見がかなり強いのであまり気にしないでほしいですが、 だいたい5点平均になるようにしてるつもりです。 |
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1. ダンケルク(2017)
公開翌日に鑑賞。ノーラン監督のファンであればあるほど、評価の分かれる作品ではないかと思います。過去のSF作品では観る者の圧倒的な期待感を、それすら上回るおもしろさでねじ伏せるパワーがありました。登場人物が5人いれば5通りの目的や狙いがあって、そうした複雑さやリアリティが作品に多面性や重層感を与えていましたが、本作はそうではありません。史実を極力ねじ曲げることなく、各戦士の匿名性は高く、無駄なドラマや感動は排されています。これまでの作品から想起される期待感とのズレが大きければ必然的に評価は厳しいものになるでしょうし、私自身このパターンでした。どうしても肩透かされた感が拭えなかったというか、作品に入り込めなかったというか。。
それでも品質の高い映像美や、ノーラン作品では定番の三元中継的な展開が全編にわたる緊迫感ある構成はもちろん見どころとして健在で、そうしたポイントに「乗る」ことさえできれば、満足度は高いものになるでしょう。才能豊かな監督が戦争映画という新たなジャンルに挑戦した作品として、映画史の中でもノーラン監督史の中でも、この先末永く語られる作品になっていくはずです。[映画館(字幕)] 5点(2017-10-10 00:15:27)《改行有》
2. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 前半のレオナルドが復讐を企み、投げたナイフが防御され失敗に終わるところまではなかなか見応えがあったんですが、その後は一転別のお話かと思うほどテンポの悪い展開に驚きを隠せませんでした。冗長に引っ張り結局スカッとする終わりでもなく観賞後はこの映画に対して怒りを覚えてしまいました。前半部だけに加点してもよかったのですが、後半で前半積み上げてきたものが台無しになっている感が強く、一つの作品として捉えたときにこの映画に与える点数はありません。[ビデオ(字幕)] 0点(2007-02-05 19:03:57)
3. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 映画館の大画面でこの作品を見終わった後の脱力感を忘れることができません。どこか記録映画めいたフィルム映りがやけにリアルで、ここまで哀しいお話でも息子と歌さえあれば生きていけるというセルマの生き様には非常に感動するものがありました。しかしあれだけ簡単に死刑宣告をしてしまうあたりは虚構見え見えで、悲劇にしようとするあまり少々映画として雑になってしまったような感じがしたので残念です。またここまで暗い物語を映画として作ることに何か意味があったのか非常に疑問です。衝撃で立ち上がれなくなった映画といえば「ボーイズ・ドント・クライ」もそうでしたが、何のメッセージもなく単に暗くしたという点ではこちらの方がよっぽど粗悪な映画だと思います。まぁ確かにこの展開で結局セルマが助かるなんていうラストを設けたら逆に非難が噴出しそうな感じではありましたが。。[映画館(字幕)] 0点(2007-01-25 02:23:46)
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