みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 台湾 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ作品が好きなので鑑賞。 音楽担当は坂本龍一、グスターボ・サンタオラヤが担当でないとイニャリトゥの良さが出ん! 内容もそこまで面白くないが、アクション好きには楽しめるのではないだろうか。 それにしても、息子を殺されるというのは見ていて辛いものがある。[インターネット(字幕)] 5点(2020-08-16 13:20:16)《改行有》 2. 練習曲 《ネタバレ》 ホウ・シャオシェン監督の『憂鬱な楽園』でアジアの映像美を撮ってみせたチェン・ホァイエンが、監督業に進出し自らメガホンをとった上に、脚本と撮影までこなした作品。 これがどんな出来栄えになったかと期待して観たのだが、内容はかなり薄く、不発。 意味もなく耳が聴こえない設定の青年が、自転車で台湾を一周するというロード・ムービースタイルの作品だが、設定の割に面白くない。 やはりこういったロードムービーは、行く先々での様々な人々の出会い、それに関するエピソードが充実していないと厳しい。 青年がただ自転車で台湾を一周するだけのお粗末な内容には、大分がっかりした。 貴重でいて秀でたアジア映画を一斉にDVDでシリーズ発売した「珠玉のアジアン・ライブラリー」シリーズだが、面白い作品が目白押しの中、本作は残念ながら最下位に位置する作品だった。[DVD(字幕)] 4点(2010-06-18 22:19:24)《改行有》 3. 恋愛回遊魚 ウォン・カーウァイ的なムードを狙っている感じの作品だが、到底及ばない。 そして変に分かりづらい。 ウォン・カーウァイの作品は、分かりやすくて、なお且つ、ムード満天、そして心に残るフレーズの数々があり、しかも映像美が素晴らしいのだ。 比較の対象として適切ではないかもしれないが、この作品を観ていると、どうもウォン・カーウァイの名前が頭をよぎってしまった。 しかし、アジア映画独特の雰囲気が出ているのは個人的には好み。 又、台湾映画にありがちな退屈さもなく、観やすいのはプラスポイントであった。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-06 01:34:47)《改行有》 4. 恋恋風塵 《ネタバレ》 ホウ・シャオシェン作品の中では『珈琲時光』に次いで好き。 ホウ・シャオシェン監督といえば、『非情城市』などの歴史モノが有名である。 しかしこの監督は、本作の様なラブストーリーを撮らせると、特に強い輝きを発する。 台湾の田舎に咲いた小さな青春の花。 その散り様が素晴らしく美しく、そして質素に描かれた名編。 撮影担当であるリー・ピンビンによる映像は、相変わらず暖かみがあって美しい。 ホウ監督の作品はどれも物語性は薄いが、美しい映像と相まって暖かみと瑞々しさが同居する超自然体な雰囲気を作り出す。 美しすぎて中毒になりそうな作品ばかり作るホウ監督。 これからも彼の作品はできる限り多く観ていきたい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-02 14:43:48)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS