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1. グリーン・デスティニー
やり過ぎの感のあるワイヤーワークには物凄い違和感。だから観方を変えて、これは1つのワイヤーワークの見本市なのだと捉えて、エンターテイメントとしてのワイヤーワークというより、むしろアートとしてのそれを鑑賞することにした。そうしたら別に文句はなかった。昔の中国には、ああいう仙人のように軽やかに宙を舞う人々が普通にいたのかも、なんて思えたりもします。5点(2004-08-03 20:41:27)
2. ダブル・ビジョン
貶しながら観れるタイプのイケてない中国製B級サイコホラー映画を借りたつもりが、アメリカが介入していた上に、地味に映像は洗練されているし、道教の宗教思想云々をベースにした複雑な展開も予想外だし、選択を失敗したことに気付いた。でも確かにその宗教性が妙に高尚な雰囲気を醸し出すものの、深みやメッセージ性は感じないし、余計な展開の付加が多いような気がした。各所で意味ありげな雰囲気を作っておきながら、置き去りにされたままのエピソードもいくつかある感じ。まとめると、私の中でそのイメージが二転三転しながらも、結局はあんまり面白くなかったな、という感想。4点(2004-07-02 18:38:19)
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