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1. 希望の国
《ネタバレ》 あまりにもダイレクトなメッセージと、それを体現する人物がしっくりこない。息子から親父への愛情もあそこまで直接的に繰り返し表現されると白けてしまう。リアリティのあるフィクションと言う形であるならば、もう少し抑えるところを抑えてくれないと、見ていたい気持ちにならない。
これであれば、ドキュメンタリーをみたほうが有意義。内容が主観のゴリ押しであるため、後世に残したい作品とも思えない。
煽るだけ煽って「愛があれば大丈夫」って、それでいいのか…?[DVD(邦画)] 3点(2013-05-19 10:25:50)《改行有》
2. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。全体的にテンポが悪い。長い。
特に序盤はもっと掴んで欲しかった。主人公の名前のくだりとかどうでも良すぎて…。
前振りがあまりにも長いので、さっさと漂流しろや!と思いっぱなし。
ザッパーンと漂流してからは、流石に面白くなってくる。映像美も申し分ない。空が海に映るシーンとかベタだけど、素敵。
けど、話が面白くない。
映像ありきで、その映像を見せたいがために積み上げられているようなお伽話で、どうも気持ちが乗らない。
後日談もダラダラしてるし、僕としては「人喰いコックの話」の方が面白かったんではないかと思ってしまう始末。[映画館(字幕)] 6点(2013-02-04 16:21:50)(良:1票) 《改行有》
3. 海角七号/君想う、国境の南
うーんダサいなー、この映画。そして安っぽい。(予算云々の話でなく)
なんか演出が、10年以上前の日本のメロドラマみたい。演出とか、セリフ回しとか全てがダサくて安くてむずがゆくて肌に合わない。音楽が重要な要素の一つなんだが、後半は良くなってくるものの特に序盤のBGMは酷すぎる。
そして、主演二人の魅力が極めて弱い。ヒロインなんか凶暴で情緒不安定で意地悪そうで可愛くないし。この二人がどうなろうと全く興味がわかない。
脇役陣はいい感じの人たちが揃っていて、魅力薄な主人公ふたりを食っちゃってます。そんな人達のドタバタは笑えるところももちろんあるけど、こんなおちゃらけコメディとは思わなかった。物語の核のはずの手紙(海角七号)の話がなんか添え物のようだ。
ゲストキャラとして参加してるミュージシャンの中孝介がは、見るも無残な棒演技。
最終的に後味良く帰れたのは完全に歌の力だ。「のばら」は文句なしに名曲。
しかしながら、製作者の日本への友好的なメッセージが伝わってきて、こういう映画が台湾で大ヒットしてるってのは素晴らしいことだとは思います。[映画館(字幕)] 5点(2010-01-23 11:28:16)(良:1票) 《改行有》
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