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8点以上は超お勧め。 ソフトを購入しています。 7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。 ソフトの購入まではしていません。 6点以下はハズレ。 ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。 |
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1. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 冒頭から、おじさんの語り手で物語が進行するのかと不安がありましたが、全て、いい意味で裏切られました。
パイ少年の名前の由来(円周率、物事には終わりはない。)、たくさんの宗教観念、沈没した船から助けられた動物たち、全てが伏線で、最後の最後に、観客をひっくり返す見事な芸当。
トラの迫力とダブルで驚きました。
ファンタジー映画でもなければ、大人だけが観る映画でもない…。いや、それは反対で、ファンタジー映画であり、子供でも大人でも、この世界観に入り込むことができる、観てる間は考えなくても、観終わった後に考えさせてくれる、こんな映画は、めったにないです。
映画そのものは一度観れば十分ではないかと思います。
それくらい記憶に残る映像美でした。
私たちは、宗教に固執したり、安全な地域にいるとダメになってしまう…。
でも、それを理解するには、獰猛なトラにもならなければならない。
そんなことを考えさせられる、素晴らしい作品でした。
バナナが水に浮かないことは、初めて知りました。
ところで、あのトラは本物ですよね(笑)。[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-12-18 03:43:29)(良:2票) 《改行有》
2. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 タイトルどおり、「赤壁の戦い」だけを描いた話なんですね。
それ以前のエピソードはほとんどなし。
だからこそ三国志を読んでいなければキャラクターに感情移入できないと思います。
曹操が登場する度に何度も名前のテロップが出たのは失笑してしまいました。
皆同じような顔だから、誰が誰だかわからなくなってしまいます。
個人的にはすごく面白かったけど、この映画は「三国志」を読んだ人のために作られた「おまけ映像」のようなものです。
「あそこのページは映像化するとこうなるんですよ」と言われてる感じ。読んだ人であれば誰も文句は言わないでしょう。そのまんま作っただけですから。
でも、周瑜ってこんなに格好よかったっけ?
おまけと言えば、テレビ放送の本篇の後に流れた「パート2の映像の一部」。あそこまで見せちゃったら、観客動員が減ると思うのですが…。
[地上波(吹替)] 7点(2009-04-13 01:36:56)(良:2票) 《改行有》
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