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プロフィール |
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896 |
性別 |
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自己紹介 |
ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。 「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。 映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。 目指せ1000本! |
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1. ブラックブック
《ネタバレ》 バーホーヴェンの映画をあまり見てないので何とも言えないが、悪趣味度は控えめな印象。
ただ、この地味さが第二次世界大戦中の欧州と上手くマッチしていて、
レジスタンス=善、ナチス=悪、としてステレオタイプに描いていないのが良い。
回想形式のため、主人公が助かるのは最初から分かるが、
二転三転する脚本の妙で飽きなかった(チョコレートの使い方には唸る)。
ホロコーストを題材にしている割に意外と娯楽作であっさり。
ある種の気持ち悪さがないのはバーホーヴェンなりの誠実さからだろうか。
強かに生き抜いてきた彼女の苦難と戦いは映画が終わった後も続く。
ユダヤ人を被害者として終わらせず、かと言って主張しすぎない絶妙な切り上げ方だ。[映画館(字幕)] 7点(2016-04-15 21:55:56)《改行有》
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