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1. ノー・マンズ・ランド(2001)
兵士同士の子供じみた擦り合いが、戦争の正義のなさを物語る。救いのないラストだからこそ、戦争の理不尽さを思い知らされる。イラクを見よ!アジア杯、そして五輪で彼らの代表であるサッカーチームが大活躍。スポーツは平和の象徴であり、希望の光になりえるのに。。・・ユーゴからはそれすらも奪われた。選手の無念はもちろん、戦禍に打ちひしがれた国民の悲しみ。そして、ぼくの寂しさ。全盛期のストイコビッチやサビチェビッチをアメリカの地で(ぼくはテレビで)、見たかったんだ。その真実がこれ??悲しくて、本当に残念でならない。7点(2004-09-12 11:14:06)
2. 小便小僧の恋物語
えっ、小便小僧??って思うでしょう?でも、い~んだわコレ。本当に小便小僧(立っション)だった異相青年。繊細に開閉するその心の扉はそこから。。「愛してる」を言えなくなった彼の不器用な恋は、ラストの宙に吊られた孤独感で終わる。。登場する人ちょいちょい変わってるし、妙な笑いあり、ディティールにまで拘りを見せる空間。。なんとも不思議なラブストーリーに仕上がってるので、恋愛物嫌いな人でも平気で観れると思う。ぼくがそうだったし・・。青な世界に見事なまでに映える一足の金のハイヒールが、二人の姿と重なる。あの笑顔をもっと早くに見せてくれてれば。。9点(2004-06-27 21:26:02)
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