みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : ベルギー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 地獄愛 モデルとなる殺人鬼カップルが居たというのにビックリ。クズとクズの絡み合い、醜女の深情けにウンザリ。ラストに怒り心頭。どのツラ下げて娘に会うというのか![DVD(字幕)] 4点(2019-08-14 02:10:11) 22. スターリンの葬送狂騒曲 演奏会のエピソードでの開いた口が塞がらない無茶苦茶さも当事者にとってはまさに命懸けであるところにスターリンの人柄が表れている。死後の権力闘争が描かれていて、語られる一言一言のきっつい皮肉に苦笑させられるも、コメディ要素は感じられなかった。踏み潰される害虫の如く奪われる人の命、自国の黒歴史をロシアは直視できなかったのか上映禁止と相成ったようで。フルシチョフ役は似ていると思ったブシェミその人で健在ぶりがちょっぴり嬉しかった。存在感があったオルガ・キュリレンコも印象的。[DVD(字幕)] 7点(2019-03-31 20:35:50) 23. チキンとプラム ~あるバイオリン弾き、最後の夢~ 白い巨塔の一節、父から「里見脩二に嫁ぐ限りお前の生涯の仕事は家事と雑事だ・・・・・・それが学者の妻の務めだ」と教えられて参りましたわ。が浮かびました。この二人は強い絆で結ばれていましたが、本作の二人が傷つけあう姿は目を背けたく、耳をふさぎたくなるものでした。悲恋を引きずり続けた男の遣る瀬無い生涯を表現したマチュー・アマルリックに拍手喝采。[DVD(字幕)] 7点(2018-12-24 13:02:07) 24. わたしは、ダニエル・ブレイク フードバンクでのケイティの自分を恥じて泣く姿に号泣。 そうなるんじゃないかと薄々感じていた通りの結末がやるせない。 血の通わない行政システムを改善しようとする気はないのか、公僕という言葉は死語なのか。 危機管理が要る年齢なのに日々の暮らしに追われているだけの自分に警鐘を鳴らしてくれる作品。[DVD(字幕)] 7点(2018-04-15 20:01:24)《改行有》 25. イル・ポスティーノ 朴訥なマリオが世界的な詩人に感化されながら友情を育む様子は穏やかで心地良かったのに、切ない結末の唐突さに戸惑う。鑑賞後にマッシモ・トロイージが本作で力尽きた事を知り、額に汗が滲んでいる姿は命を懸けていたのだと思うと何ともやるせない。[DVD(字幕)] 8点(2017-04-10 00:51:51)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS