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1. イル・ポスティーノ
ジェノバのキラキラと輝いていた海を思い出した。とても懐かしい。この理想的なのどかさに、想像だけで懐かしさを覚える人も多いのでは?イタリアの強い日差しと深く青い空と赤茶色い土の壁に、海はよく似合う。イタリア映画らしく、テンポがよくユーモアにあふれている。そして題材は、詩、愛。頑固な人々、親切な人々。イタリアらしさを存分に味わえる映画でした。9点(2004-12-23 21:25:54)
2. ノー・マンズ・ランド(2001)
意外な名作を発見!という感じでした。戦争映画といえばベトナム戦争や第二次世界大戦のイメージしかなかったので新鮮だった。
戦争の悲惨さは伝わってこないけど、
戦争の無意味さ、ばかばかしさがひしひしと伝わってくる。
根本的なところからわかりやすく反戦を訴えている映画だと思う。
キャスターとカメラマンに物凄く苛立ちを覚えたのですが、実際問題として考えると、理不尽な報道規制や情報操作も行われているわけで、あくまでも事実を伝えようとしている報道陣を非難するわけにもいかず、難しいですね。でも当事者を危険に巻き込むような報道はイケナイですよね。8点(2003-10-21 23:39:02)《改行有》
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