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プロフィール |
コメント数 |
204 |
性別 |
男性 |
年齢 |
47歳 |
自己紹介 |
専門は邦画とヨーロッパ映画(特にフランス)。気に入った監督や俳優がいればひたすら観つづけるので、どうしても同じジャンル・国に集中してしまうようです。(だからあまりハリウッドを観ない。)
最近引っ越してしまい、なかなか映画を気軽に観ることができなくなりました。撮りためたビデオとDVDばかりになりますが、観たものは書き込んでいこうと思っています。 |
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1. 夜ごとの夢 イタリア幻想譚
短編3本がそれぞれ素晴らしいプロットを持っていて、予想以上に楽しめた映画です。特に気にいったのが「青い犬」で、主役の靴修繕屋さんが最後に嬉しそうに悪態をつきながら走っているのが印象的です。青いシミを「ゴルバチョフみたい」と表現するのにも笑ってしまいました。犬と人間ですが、愛って素晴らしいなと思った映画です。6点(2004-02-05 14:57:25)
2. 裸足のマリー
マリー・ジランが見事な演技を見せてくれました。『さよならモンペール』の時は、可愛くてなかなか演技が出来る少女程度でしたが、完璧な演技のできる女優としての力をモノにしたようです。この映画の中での彼女の演技は、ベーシックとなる喜怒哀楽をきちんと表現できているのはもちろんのこと、その奥に潜む17歳という年齢の持つ危さ・恐れ・自信を含有して光り輝かんばかりです。と、ここまでマリー・ジランの絶賛ばかりですが、ストーリーとカメラワークも良かったと思います。舞台がヨーロッパを縦断することから、都市から田舎まで風景も移り変わり、非常に美しい画を作り出しています。ラストが、きちんと問題を解消させていないように思えて不満ですが、トニオとマリーの笑顔はそれでいいと言っているようです。とにかく、マリー・ジランが女優として輝いているぶん、この映画は素晴らしいと思います。8点(2003-12-16 01:27:32)
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