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【製作国 : ベルギー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 9人の翻訳家 囚われたベストセラー ダンブラウンの「インフェルノ」出版時に内容流出を恐れた出版社が翻訳家を集めて地下室に監禁して翻訳させた…という「実話」が元になっているサスペンス映画なわけですが、この映画が「実話ベース」な事が一番のサプライズでした。 ダビンチコードくらい売れればそういう無茶も許されちゃうんだな、と。 まぁそこからアイディアを得てサスペンスを作るとすれば一番思いつきそうな展開になっていくわけですが、肝心なのは謎解き。 なかなか考えたオチだとは思いますが、うーん、逆に製作サイドがちょっと考えすぎたかな、とも思います。 プロットがまずありきで、登場人物はそのプロットのために設定された、みたいな匂いを感じてしまい個人的にはイマイチ?とも思いましたが、でもまぁなかなか考えられた謎解き?にはなってると思います。[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-29 20:46:29)《改行有》 2. セブン・シスターズ 《ネタバレ》 評判がいい映画だったのですが、残念ながらそこまでではありませんでした。 観る前はもっと謎が謎を呼ぶミステリサスペンスかと思ってたんですが、ありふれた設定の安直なアクション系デストピアSFにすぎませんでした。 双子以上が規制されるデストピア世界というのは人口増加が問題になっていた60年代70年代のSFでよくあったありふれたテーマで今更感がすごいですし。 ツッコミどころも多く 〇一卵性双生児(いや7つ子ですが)あんなに多彩な才能や性格をもつのはありえない。(いたらそいつは天才です) 〇mondayが他の姉妹を売ったのが最初からバレバレすぎる …等々、なかなか底の浅いシナリオでして、期待して観てた分だけ非常にがっかりしたというのが正直なところです。 一点だけ、月曜が姉妹を売った理由が「双子を妊娠していてそれを守りたかったから」という理由付けはなかなかよかったと思います。 確かにそれを言われたら「あぁそうするかも」と他の姉妹も思ったでしょう。実際そういうリアクションしてましたし。 まぁ、がっかりしたとはいえ理由付けはちゃんとしてましたし普通のアクション系デストピアSFとして及第点だと思うので、点数はそうしてあります。 逆に言えばそれを超えるものではないなぁと言うのが正直な感想です。[インターネット(字幕)] 6点(2020-02-04 12:24:03)《改行有》 3. ロフト.(2008) 最初は面白そうなんですよ。 お!これ一体真相はどうなってるんだ?的な。 でもそこからの展開がツッコミどころはありまくりで、これじゃない感がすごい。 結構残念なストーリー…だと思うんですが、この後2回もこの映画はリメイクされてるんですよね。 さて、日本の各種調査では日本の夫婦の不倫経験率は30%~35%前後だという事がわかっています。 男女別の割合で見ると男性の方がやや多いものの女性も率としては大差ありません。 (面白いのはイギリスの同種調査では妻の方が不倫経験率が高い事です(45%)国民性なんでしょうか…) 不倫って基本的に絶対秘密のものですから、表面的にはみんなそんな事してないという顔をしていますが、例えば知り合いの夫婦が10組入れば、統計上はその中の男女3人ずつは不倫経験があるわけです。そんなの別の世界の話で自分の周りの人はそんな事ない!とか思ってる人はお花畑すぎます。単に秘密にされてるだけで本当にどこにでもある事なのですから。 この映画を観て、欧米だからとか、ありえないとか思ってる人もいるかもしれませんが、実際のところ全く非現実的ではないし、実際にヤリ部屋を用意してる人なんていくらもいるわけで(それこそ「アパートの鍵貸します」なんて名画もありましたしね)、こんなの現実ではありえねー!とか思ってる人は逆に(全く危険を予想してないからこそ)こっそり被害にあってる可能性は高かったりします。お気をつけくださいませ。[DVD(字幕)] 5点(2018-04-14 15:05:36)《改行有》 4. 陰謀のスプレマシー 《ネタバレ》 偶然、ロサンゼルス決戦を見たすぐ後に観たので、アーロンエッカートまつりに。 まさかの割れアゴ2連発。 んーアゴ以外に何か書こうと思ったけど、なにしろこれと言ってウリがない映画で、とにかくとても地味。 元恋人らしい女CIAとかただの狂言回しだし、脚本の「練られてない感」がかなり残念。 こういう地味なサスペンスは「そうだったのか!」とか「なるほど!」なんて感じの謎ときがあってこその映画だ思うんですよね。 なーんか残念です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-28 17:45:17)《改行有》
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