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【製作国 : ベルギー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. フューチャー・ウォーズ 《ネタバレ》 おフランスの低予算SF映画。邦題はウォーズと付いているが戦争映画ではありません。 原発が爆発し破滅した未来から過去をいじくって変えようとするヒッピー軍団と、歴史の改変を許さない時空警察の争いを描く。 冒頭の原発爆発シーンからして「えっ?これひょっとしてコメディ?」と言う展開だが、ストーリーの骨格は基本シリアス。 この辺のバランスは取れてるかと言えば正直取れてないと思う。 この作品の中心にいるのはヒッピー軍団でも時空警察でもなく、原発の契約をしようとする政府系役人の父親と環境保護活動に執心する娘だ。 娘は父親に反発していると言うより構って欲しくて環境保護活動に入ったと言った方が良い。 父親をヒッピー達が殺そうとすると「パパを殺さないで。パパは変われる」と必死で守ろうとする。 この二人が離れ離れになるラストはちょっと切ないが、見応えはそれなりにあった。甘めで7点。[映画館(字幕)] 7点(2024-05-14 08:59:37)《改行有》 2. テリー・ギリアムのドン・キホーテ 往年のテリー・ギリアムファンとしては実に微妙な映画です。ドン・キホーテが彼のライフワーク、と言うより彼自身がドン・キホーテと化したと言った方が良い。この作品は彼をドン・キホーテ(狂人)とあざ笑う世間への怒りに満ちている。その気持ちは分からなくもないが、肝心の作品が面白くなくては何にもならない。ギリアムらしいビジュアルは皆無に近かった。果たして彼の後を継ぐ者は現れるのか?アダム・ドライバーのような活きの良い若者が現れてくれれば良いが。あまり一般にお勧めできる作品ではありませんが、ファンの1人としては税金を払ったので良しとします。[映画館(字幕)] 6点(2020-01-25 17:37:52) 3. プラネタリウム 《ネタバレ》 ごめん。勘違いしてた。私はこの映画をホラーかサスペンス映画だと思ってました。姉妹はスピリチュアルな能力を持っているのか?それともただの詐欺師か?がストーリーの骨格かと思ってました。実際は全く違う。とにかくあのコルベンなる男が何がしたいのか全く理解不能だ。彼は何が見えたのか?それともただの変態か?最後は気の毒だとは思うが、みんなの信頼を完全に失った結果だと思う。もちろんだからと言って殺されて良い訳じゃ決してないけど。ローラはケイトの能力を本当に信じていたのか?むしろ信じていないから勝手な降霊術を禁じていたのではないか?ローラは女優として大成する事でケイトを養っていくつもりだったのだろう。色々思うところはあるが、映画としてはお世辞にも面白くなかったんで、結論はこの点数で。 それと映倫は一体何をチェックしていたのか?完全に見えてるんですけど。[映画館(字幕)] 4点(2017-09-25 20:24:51)(良:2票) 《改行有》 4. エル ELLE 《ネタバレ》 久々にバーホーベン映画が来たので見に行ったら何と満員。ミニシアターとは言え全く予想してなかった。劇場側でパイプ椅子を用意してもらって鑑賞。お話はいつものバーホーベンでした。多少格調高く装ってはいるが、一言で言えば「フランス人はみんなインランかよ!」と言う内容でした。まぁバーホーベン好きならそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか。そうでなければ確実に後悔します。[映画館(字幕)] 5点(2017-09-05 20:51:32) 5. ムーン・ウォーカーズ 《ネタバレ》 この映画は中盤に出てくるパータレ監督の作った「はねる」と言う作品のバカバカしさに尽きるでしょう。ご丁寧にもラストにも出てくるし。デブがはねるだけと言う作品に何年もかけると言う行為は映画監督でなければ出来ないと言うのは確かにその通りです。ある意味「映画万歳」を訴えているのでは?と思ったけど、もしかしたら違うかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-08 22:50:10)
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