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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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1.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 原作未読。 人を救いたくて信仰を守っているのに、その信仰を捨てなければ信徒を殺すと脅された宣教師のジレンマ。なかなか面白くなりそうなお話なのですが、「神よ!なぜ沈黙なさるのです」的な発言を何度も何度も繰り返すアンドリュー・ガーフィールドの姿を眺めるのに160分という上映時間は長すぎました。また、最後の最後で神が主人公に語り掛けてくる場面にも感動がなく、さらには神と主人公の間で出された結論が一体何だったのかもよく分かりませんでした。 他方、本作の面白かった点は、信仰を理解しない人たちの意見もちゃんと反映されていることであり、宗教映画でこのような体裁をとっているものはかつてなかったと思います。キリシタンを取り締る役人達は「まぁどうでもいいから、さっさと踏み絵を踏んでよ」という姿勢なのです。取り締りの先頭に立っている筑後守(イッセー尾形が素晴らしい演技)すらキリスト教の価値観そのものを否定しておらず、キリスト教に乗っかって入ってきた西欧諸国の悪影響こそが問題であったとの発言をします。 また、キリシタン弾圧に屈したフェレイラ神父による比較文化論にも興味深いものがありました。日本人は一神教の価値観を持っていないから、俺らがどうこう言ったって変わらないよと言うのです。さらには、隠れキリシタン達ですら我々と同じ感覚で神を捉えておらず、日本式に曲解した形での理解になっていると。そんな社会で犠牲者を出してまで信仰を守る意味はないから、さっさと折れなさい。そして日本社会が望む形で貢献してあげなさいと言うのです。こちらの主張も面白いと感じました。 宗教映画としてはまったくピンときませんでしたが、文化を描いた映画としてはなかなかよくできています。もっと上映時間が短く、かつ、もっと鋭利な描写があれば、面白い映画になっただろうと思います。[映画館(字幕)] 6点(2017-01-21 16:23:05)(良:1票) 《改行有》

2.  チャッピー 登場した時にはロクでもないチンピラだと思ったカップルが、チャッピーと共同生活を送ることで親らしくなっていきます。この辺りは『ツォツィ』を思い出したのですが、南アフリカではこういう話がウケるんでしょうか。チンピラカップルを演じたのは南アフリカで人気のヒップホップグループ「ダイ・アントワード」の二人であり、それぞれ実名で出演しています。 まずチャッピーをかわいがるのはヨーランディで、「チャッピーちゃん」と言って彼に愛情を注ぎ、絵本を読んでモラルを教え、彼の精神的な支柱となります。他方、ニンジャはチャッピーをスラムに連れて行き、強くなければ生きていけないということを教えます。舞台がヨハネスブルグだから「銃の撃ち方を覚えろ」とか「車を盗んで来い」って話になるんですが、これが日本であれば、「頑張って勉強して良い大学に入れ」と同じようなことなのでしょう。ニンジャはニンジャなりの処世術をチャッピーに教えているのです。 本作は貧困の映画でもあります。チャッピーへの教育、特にニンジャによる教育はメチャクチャなのですが、ニンジャが生まれ育った環境では犯罪者として一流になることこそが生き残る術だったのです。だから、本質的には悪人ではない彼が犯罪者をやっているし、彼はチャッピーにもその生き方を教えて、犯罪者が再生産されていくわけです。ただ犯罪者を捕まえるだけではなく、犯罪をしなくても生きていける社会を作ることこそが、犯罪をなくすためには重要なのです。 監督の手腕は相変わらず絶好調。SFキャラの擬人化や、生命と機械の境界が取り払われていく様の演出は見事なもので、『エイリアン5』への抜擢も当然のことと思います。クライマックスの戦闘のテンションの高さも素晴らしく、ドラマ性と娯楽性が高いレベルで融合した良作だと思います。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-09-25 18:42:55)《改行有》

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