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1. 不倫する肉体
《ネタバレ》 シングルマザーと妻帯者の男の不倫譚なのですが、前半は、2人が道ならぬ恋に落ちて、さて逢瀬しましょう、というところで延々と微妙な邪魔が入り続ける。よって、不倫どころか、そもそも会うことすらできないのですが、この辺は異様にリアリティがあります。というか、やりようによってはコメディにすらなってしまいます。それで後半はどうするのかと思っていたら、何か突然不条理描写方面に走っていきます。男はなぜかコピー機を購入してしまうし(これの最終的な使い方には唖然)、女はやたらと子供に当たり散らすようになる。最後の最後にやっとこさ待望の(見る側にとっても登場人物にとっても?)邦題のような場面になりますが、確かにここは、無駄なほど溜めに溜めた情念の炸裂のようなものを感じさせます。ですが、振り返ってみれば、その部分に向けた壮大なプロローグをひたすら見せられただけという気がしないでもない。[DVD(字幕)] 5点(2021-05-01 01:08:02)
2. フリー・ウィリー
このタイトルと、「動物モノ」「シリーズ化されている」「子供が主人公」という前情報から、子供と動物が繰り広げる大忙しドタバタ・コメディを勝手に予想して見てしまいました。すみません。いつまでたっても笑わせてくれないので、違う作品を見ているのかと思いました。ただし、いずれにせよ、動物を不必要に崇め奉る作品は好きではないです。●あと、主演の彼の演技が下手すぎなのは、致命的ではないかと思うのだが・・・。[CS・衛星(字幕)] 2点(2006-11-04 01:59:30)
3. フリーダ
隅々までなかなか力が入っているが、あれもこれも盛り込もうとして、結局、細切れのシーンが連続しているだけになっており、ストーリーを貫く一本の線が存在しない状態になっている。サルマ・ハエックは、気合と根性は十分だが、それぞれの場面においての人格表現や感情表現を適切に行うまでには至っていない。[DVD(字幕)] 6点(2005-07-12 02:12:08)
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