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プロフィール |
コメント数 |
416 |
性別 |
男性 |
年齢 |
41歳 |
自己紹介 |
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1. ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
《ネタバレ》 監督は交代したが脚本は続投なので、前作の圧倒的な緊張感と息苦しさは引き継がれている。傍観者的主人公の目線を意識した前作から一転、今回はベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンが物語の中心だ。前半はアクションが大半を占めるが、後半は情と裏切りの間で選択を迫られる彼らの人間ドラマがサスペンスたっぷりに描かれる。今作では、聾の人物や少女との触れ合いを通してデル・トロの内面も描かれている。彼の背景を掘り下げた意味は、終盤の展開に大きく効いてくる。期待に沿う続編になっていた。[映画館(字幕)] 8点(2018-11-24 10:15:44)
2. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 乾いた映像と重厚なサウンドによる緊張感が全編にみなぎる。特に、前半のフアレス往復シーンは圧倒的。麻薬絡みの捜査にエミリー・ブラントが加わって鍛えられる映画かと思っていたが、そうではない。主人公はジョシュ・ブローリンをリーダーとして展開されるカルテル弱体化作戦に付いていくだけ。理由は後半で明かされるが、主人公の傍観者としての視点は麻薬闘争の陰湿さと恐ろしさを観客に問題提起しやすくしている。そして、なんといっても映画の核はベニチオ・デル・トロ。終盤まで彼の目的と正体は明かされないが、その不気味さ、威圧感、哀愁、そして一瞬だけ見せる優しさはスクリーンにいるだけで惹きつけられる。久々の重要ロールで、デル・トロの存在感が際立つ。社会問題を下地にエンターテイメント性もたっぷりの良作だ。[映画館(字幕)] 8点(2016-04-10 12:41:33)(良:2票)
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