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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード せっかくのジョニー・デップ×アントニオ・バンデラスなのに、イマイチ。話のノリに付いていけない私が悪いのか、この映画が駄作なのか、よく分からなかった・・・・・・。銃撃戦が意味もなく始まり、所々ミョーに手の込んだ演出があって笑えるんだけど、話の流れは意味不明。ジョニー・デップの変なキャラも意味不明なだけで、もったいないと思った。全体的に話がつまんないので、結局は銃撃戦しか記憶に残らなかった。たぶん、銃撃戦を撮りたいから、この映画を作ったんだろうなぁー。映画館に行ってみなくて良かった。3点(2004-11-05 16:04:45) 2. ザ・メキシカン 《ネタバレ》 中身のない映画だった。救いようのない「バカップル」を、すでにいい年齢したブラット・ピットとジュリア・ロバーツが演じてるあたりで、すでにコケている。これは若い俳優がやるべき役だろう。コメディにもギャグにも徹しきれず、かといってシリアスでもミステリーでもなく、単なる「おバカ」な展開で転がっていく。大物俳優を使ったせいなのか、そもそもの企画が悪いのか知らないが、全然楽しめない映画だった。偽リロイとか、車に乗ってる犬とか、工夫を凝らしてるつもりなのかなぁ・・・・・・? ものすごく殺人シーンが多い映画だったので気分が悪い。せっかく出てきたジーン・ハックマンも陳腐なセリフを吐いてただけで、ショボかった。もったいない。ハリウッド界のトップクラスのギャラを支払って、こんな映画を作ってどうするんだよ、と言いたい。ただ、今までもブラッド・ピットに「知的」とか「洗練」とかいう言葉は無縁だと思っていたが、何かっていうと「今に見てろよー」と拳を天に突き上げる馬鹿キャラを、ここまで上手に演じられてしまうと、何だかブラット・ピットが可哀想になった。案外にドジで馬鹿でちょっぴり庇護欲をそそるようなキャラが、三十路を過ぎたブラピに十分ハマっていたのが、唯一の見所だったのかもしれない。一方、ジュリア・ロバーツがヒステリー女を演じると、かなり痛い。3点(2004-05-23 21:47:58) 3. ロミオ&ジュリエット 映画館で観たら、金返せ!と思ったかもしれないが、ビデオで観るにはちょうど良いスケールだった。しかし、古典古典と言うが、シェイクスピアのロミジュリは、けっこう俗っぽい。今までのロミジュリが悲恋だ悲劇だと格調高く仕上げすぎていただけで、この作品は解釈としては原作にかなり忠実だと思う。ルネサンスらしい自分のことしか考えない猥雑な人間関係の中で、夢見るジュリエットの突っ走りにロミオが引きずり込まれた形で、たった3日ほどで終わる事件である。深く考えることが出来ず・浮かれやすく・自分に酔いやすい・・・・・・という、とても原作に一番忠実なロミオ像に、デュカプリオが似合いすぎ。6点(2003-07-27 00:52:30) 4. 雲の中で散歩 キアヌ・リーブスの動作がまだあまり鍛えられていなくて、その分、雰囲気が非常に甘やかでやわらかい。素敵。なんてことはないメルヘンなラブ・ストーリーだけれども、葡萄園の映像などが美しくて良い。7点(2003-07-03 20:37:41)
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