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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 《ネタバレ》 他のレビュー方々同様に、1作目から来ました。1作目の雰囲気を何とか醸し出そうとしていますが、上っ面だけな感じで、1作目の緊張感というものがあまりありません。プロの殺し屋のはずのアレハンドロがチンピラに捕まってまさかの展開。あんな感じで撃たれるはずないと思っていたので替え玉かなんかかと思っていましたがまさかの本人。でもあの状態で奇跡の生還、ってそりゃ無理がありませんか。。そんな偶然で生還しても。。単体として観ればそれなりに観れるのかもしれませんが、1作目の続編という位置づけとすると私の中では正直見なかったことにしたい感じです。蛇足ですが、冒頭のスーパーでの自爆テロシーン、親子が外に出る為に爆弾持った男に近づいていきますが、ああいうときは別の出口を探すとか、さすがに爆弾男に近づいていくっていうのは普通ないんじゃないかなと思いました。[インターネット(字幕)] 5点(2020-04-06 12:53:36) 2. ボーダーライン(2015) とにかくベニチオ・デル・トロの演技が見ものでした。すごい渋いですねぇ。そしてエミリーブラントもきれいですねぇ。終始、眉間にしわを寄せていますがそんな表情もとても魅力的です。個人的に彼女が満面の笑みを浮かべるところも見てみたいです。って、映画のレビューになっていないですが、物語も終始緊張感があってよいです。[DVD(字幕)] 8点(2016-10-01 11:09:57) 3. パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 [2012/8/26追記]他のレビューを観ると、ファンタジー部分がすべてオフェリアの幻想(想像)だったという意見が多くてびっくりしました。自分はオフェリアの幻想ではなく映画の中では地下の王国が実在すると思っています。現実世界があまりに残酷だから地下の王国が本当であって欲しいとかいう希望的観測ではなく、物語中の様々なシーンでのイベントが地下王国の存在を明確にしていると思います。オフェリアは地下の王国で幸せに暮らしていると思います。そういうハッピーエンドな物語だと思います。[以下当初レビュー]物語の独特の雰囲気やストーリーはこれまでの映画にないものがありとても引き込まれる。印象に残ったのは、主人公の少女が様々な試練を乗り越えて、地中世界に戻る最後の条件として「赤ちゃんの血を数滴とる」に対して拒否し、門番の「地中世界にもどれなくていいのか?」に即座に「もどらなくていい」と答えたシーンがなんともいえない。どんなに欲するものであったとしても、決して譲れないものがあることを信念として彼女から感じられた。「俺にはあの少女のような信念があるか」と映画を観た後に自問してしまった。[映画館(字幕)] 8点(2007-10-25 11:48:09) 4. バベル 《ネタバレ》 2時間半近い映画の内容も、4つの場所と時間の出来事をパラレルに進めるストーリーのやり方で見応えがあった。ただ、その4つのストーリーが最終的に一つになるかと言えばそうではなく、あくまででもそれぞれの物語として進んでいく。できれば4つのストーリーが最後で結びついてくれればなと思った。あと、メキシコの甥は後先を考えずに行動しているように見えて、日本の警官はもっと毅然とした態度をとって欲しかったなど、その決断はどうかと思える場面もあって、見ててもどかしかった。[映画館(字幕)] 7点(2007-04-30 12:32:30)
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