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プロフィール |
コメント数 |
389 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
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1. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
原作を読んだときに頭の中に描いていた情景と映画のシーンが既視感を伴って重なるとき、遠藤周作の描写力とマーティンスコセッシの再現力にただただ圧倒されるばかりであった。かつて小説の中で感じた空気と音、質感までもがほとんどそのままそこにあった。あのときと同じ感情が湧き上がってきた。天国の遠藤周作も思わずニンマリだろう。サンキュースコセッシなんて言ってるかもしれない。[DVD(字幕)] 9点(2017-10-18 08:25:57)
2. イノセント・ボイス 12歳の戦場
評判通り、心にズシ~ンと来る映画でした。ただ何故か2時間かけて観た本編よりも、その後に観た日本版劇場予告編の方が感動してしまったけど。
やれ戦争だ貧困だのとテレビで耳にするけど、そんな言葉で想像できるほど簡単で気楽なものではないってことをこの映画は教えてくれる。この映画が人々の平和意識を少しでも変えることができるならそれはまあきっと意味があるのかもしれない。
余談ですが、こういう映画を観ると、リアリティを作り出す以外に戦争の悲惨を伝える方法はないものかといつも考えてしまう。それとリアリティのある映画って批評家受けが良いけど、そもそも批評家受けの良い映画というものがあること自体が問題だと思ったり。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-28 01:10:05)《改行有》
3. マイ・ボディガード(2004)
前半の女の子と触れ合うシーンをもっと押して欲しかった。後半の復讐シーンはちょっと退屈。そこは1/3くらいに省略しちゃってもいいんじゃないかと思った。やっぱメインは主演のおっちゃんと女の子の触れ合いによるドラマ性だと思う。あんまり復讐の部分が目立つのはどうかと。1:1くらいの比率で展開してたのが気に入らない。何はともあれダコタファニングの演技はさすがと思った。演技のことは正直あんまわからんけど[DVD(字幕)] 6点(2005-07-07 06:51:57)
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