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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 闇の列車、光の旅 《ネタバレ》 ギャングの抗争に美しい風景を混ぜてみました、という感じ…? 期待していたが、あまりハマれなかった。主人公に感情移入できなかったからかも。 主人公が被害者という感じがせず、ヒロインに対してもなぜそんな奴についていくんだ…と思ってしまった。 移民やギャングについて考えるには良い題材なのかなー…いまいちスッキリしなかった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-22 19:12:23)《改行有》 2. BIUTIFUL ビューティフル(2010) ごちゃごちゃな映画だなーと。人種、性的嗜好などマジョリティだけ登場するのではなく雑多。 雑多な背景で、救われない出来事が延々と続く… ここまで悲惨なことばかり起きることって現実にあるの?と思ってしまうのは、自分が先進国でぬくぬくと暮らしているからだろう。 ただ、この監督の特徴なのかもしれないがスローテンポに馴染めなかった。 もう少しテンポ良く、2時間以内に収まっていたら7点台だったかも。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-13 20:59:57)《改行有》 3. 永遠のこどもたち 圧倒的に悲しい。この言葉は、"パンズラビリンス"のときにも使ったかもしれないが、そのパンズ~の監督が製作したこの作品も、パンズ同様悲しい話だった。 劇場に足を運ぶ前、この作品のレビューを事前にチェックしていたときに、"理解することの難しさを描いている"というものがあったのだが、まさにその通りだと思った。 子どもを理解すること、子どもと接することの難しさ故に起きた悲劇を描いている。 その悲劇に、過去の悲劇や霊的な現象などをうまく絡めながら、ホラーテイストに仕上げたのはよかったと思う。 ただ、普通のホラーだと思って見に行った人は、求めていたものとの違いに落胆するかもしれないが。そのあたりが、個人的にはM.N.シャラマンの"ヴィレッジ"に似ているなあと感じた。 伏線の張り方も絶妙。 一見特別な意味がないように思えるシーン、台詞にも意味が隠されている。 驚かされたり、アンハッピーエンドでも良い方には是非見て欲しい。 人によっては、ラストはハッピーエンドだと言う人もいるかもしれないが。 見る人の数だけ物語があるのだから。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-27 16:16:51)(良:1票) 《改行有》 4. パンズ・ラビリンス この作品は"ダークファンタジーだ"といって宣伝されていたので、てっきり"世にも奇妙な物語"や"ウルトラQ"のような作品を想像していた。 私の"ダークファンタジー"という言葉に対する捉え方が間違っていたのか、それともこの映画の宣伝が間違っていたのかはわからないが、少なくとも"世にも~"や"ウルトラQ"のような作品ではなかった。 この映画は暗く、悲しいお伽話。 私は、この話は内戦の中を少女が必死で生きた記録だと思う。 争いと少女の世界。この二つを見事に融合させて描ききったのはすごい。 ラスト、救われるような気がするのは自分だけだろうか… 映像も美しく、音楽も耳に残る。万人受けするとは思わないが、自信を持って人に勧められる作品。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-27 15:42:40)《改行有》
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