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【製作国 : スイス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 太陽(2005) 《ネタバレ》 かつては国民には決して触れることの無かった”神”と”人間”の昭和天皇の姿、おそらく日本人がここまで昭和天皇を描く映画を作ることは永遠に無いのではないでしょうか。面白いかと言えば微妙、マッカーサーと陛下の会談辺りからようやく面白さが出てきましたが...国家、国民の運命、そして自らの運命を握るマッカーサーに対し堂々と渡り合う陛下の姿はさすが国家元首として生きてきた人間だと思わされ、その後の皇后陛下とのやりとりに真の人間・裕仁が垣間見られとてもいいシーンでした。当時戦争を停めることが出来たであろう唯一の人間としては、国家や国民に対する責任はあったと思うが、彼はヒトラーでもなくサダム・フセインでもない、陛下が国内裁判でもなく、ましてや東京裁判に掛けられることが無くて良かったと思う。ただ裁判に掛けられようが、判決がどう出ようが陛下は「あっ、そう」と受け入れられるのでしょう。[映画館(字幕)] 8点(2007-01-05 15:04:37) 2. アリス(1988) アリスが見てはいけない世界を覗くように、見ている観客が見てはいけないアリスの世界を覗いているような気分にさせられる。無垢な少女に描かるよくいるアリスではなく、少女本来の狡猾さ、冷酷さ、イヤラシさがよく出て、時に無機質な人形へと変化する様など絶妙である。7点(2004-11-23 14:13:36) 3. 列車に乗った男 田舎町で真面目に一生を終えかけた男と定住することなくアウトローな生き方を続けてきた男。交わる事も無く過ぎていたはずの2人の人生、交わってしまったが故に心に迷いを生んでしまう。もう一つの人生って誰でも憧れるが全てを捨てて歩む度胸はなかなかねえ・・・6点(2004-10-17 17:17:24) 4. NOVO/ノボ ちゃんと思い出そうと思うとどうしてもアナ・ムグラリスが出てくる。首を振ってもう一度トライするとノリエガのナニがプラ~ンって出てくるし、で結局何がNOVOな訳ですか。4点(2004-01-08 21:44:51) 5. デアデビル アメリカン言論不一致ヒーローで、復讐からは何も生まれないという言葉を全アメリカ国民に噛み締めて頂きたい。3点(2003-12-24 19:52:59) 6. WATARIDORI CGナシでこの映像と言うのは確かに感動モンです。どっかでグライダーの影くらい写ってないか期待したが見えなかった。ただ正直鳥が飛んでるだけですから途中で睡魔に襲われる。あとグローバリズムや反戦、環境問題等は過剰演出ではないでしょうか。軍艦や工場にチョッと引きました、動物に語らせるのは反則っぽい。マンハッタンの在りし日のツインタワーくらいで十分です。 6点(2003-08-08 19:28:05)
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