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1. コーラス ピエール少年の美声もさることながら、とにかく善良な音楽教師・マチューの人柄に惹かれた。背が低くて小太りで頭髪も後退していて、見た目的にはまるでいい所がない(失礼)な彼だが、音楽を心から愛し、荒れ果てた「池の底」の少年達にコーラスを教えることによって彼らに輝くものを与えようとする、その姿勢には頭が下がる。残念な点は、途中で少し音楽に理解を示した校長が終盤のあの事件で結局圧力に屈してしまったところか。まあそれはそれでリアルなのかもしれないが。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 23:39:13) 2. 列車に乗った男 《ネタバレ》 二人の男が人生を交差させる最後のシーンが良い。マネスキエは列車に乗り、ミランは家で静かにピアノを弾く。お互いにありえたかもしれない未来は、結局夢の中でしか実現しなかったけれど、微かながらそこに希望が見えたのは何故なんだろう。人生の終着駅を間近にしてのこの二人の出会いは、決して無駄ではなかったと信じたい。6点(2004-12-31 00:12:40)
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