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プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像
《ネタバレ》 この映画を見ても画廊や画商の世界というものはさっぱり分かりません。元々知らない世界なのですが、余計に遠いものに思えました。あそこまで熱を上げてやっと手に入れた絵を、直後に高く買ってくれる成金に売ろうとする。結局芸術の価値はカネなんでしょうか。孫のオットーに絵の説明をするときも、その絵の価値を金額でしか説明できない。孫の関心がそこにしかなかったと言うのもあるでしょうが、本当に絵が好きな人から聞きたいのはそのような説明ではない。画商の仕事というのも、絵を手に入れてそれを右から左に流してその差額を得る。それだけなんですか??なんかすごくつまんないことをやってるような気がしてならない。ほんと、金額による絵画の価値がずっと中心に話が展開されてしまって、絵を愛でるとかそういう描写がほとんどなく置いていかれた感が半端ない。
一万ユーロで絵を競り落としてからの展開もなんだか。。。というか自分に支払い能力も無いのに競り落とすなよ。典型的なダメ人間。まあ映画でオークションってなったらどうしてもああいう展開になるんでしょうけどね。しかしその後やはりというか金策に走り回った挙句、それまで無視を決め込んでいた娘にすり寄って、カネを借りようとする。娘を怒らせてそれに失敗したら今度は孫にたかる。っていやいや、ほんっっとダメ過ぎる。そこまでしても賭けたかった『One Last Deal』ってことなんでしょうが、やり方にセンスが無さすぎる。散々そんな様子を見せられて、最後あんな手紙一枚で娘が納得するのもわからない。まあ、亡くなってまで邪険に出来なかったんでしょうが、それまでの父の身勝手も大概だろう。。。
などなど、絵に対するアプローチ、それに関わる画商の人間性に邪魔されて楽しむことができませんでした。合掌。[インターネット(字幕)] 3点(2021-09-09 00:28:26)《改行有》
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