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【製作国 : フィンランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 過去のない男 気力って大事。大事な人がいれば明るくなれる。明るく生きればいいこともある。生きる苦しみを背負って頑張って前に進めと。いつものカウリスマキでありながら、今作はかなり口当たりが良い。ギャグも音楽も冴えてる。8点(2004-04-29 14:57:27) 2. レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ ボケっぱなしで誰も突っ込まないので疲れるが、アキカウリスマキの映画としては、ギャグがストレートでノリも良くてなかなか楽しめた。レニングラード・カウボーイズは結構演奏巧いと思う。サイレント映画のような独特の味わいがあった。6点(2004-04-27 17:34:14) 3. コントラクト・キラー 《ネタバレ》 あー、もう。世の中嫌になった。という気分で死を考える事はよくある。すぐに怖くなってやめるけど・・・。この主人公の行動パターンは分かりやすい。なんか友達にいそうだった。それがなんかおかしかった。人生なんてくだらねぇ、と言って死んじゃった殺し屋さんが、かわいそうだった。本当はもっと生きていたかったんだろうな。子供にももっといて欲しかったんだろうな。反面、死にたがっていた主人公は悪運強く生き延びて・・・。運命って本当にどうしようもないもの。誰かのセリフ、「人間は誰でも死ぬという運命にある」のは確かなんだから。せつないね。でも、あの医者のセリフは名言。「神を信じなければ地獄は無い。」確かにその通り。信仰心を捨てることで逆に前向きになるって素晴らしい発想だと思う。ああ、映画っていいなって思えるようなストーリーだった。BGMのセンスも良いし、画面の色使いもとてもきれいだし、ほんとまったりできる良い映画だ。難を言えばまったりしすぎてちょっと眠たい。6点(2004-01-21 20:45:04) 4. 浮き雲(1996) 《ネタバレ》 単純なハッピーエンドではないところが良い。その後あのレストランは流行るかどうか分からない。どん底にあった夫婦に訪れたつかの間の幸せ。それは浮き雲のようなものかもしれない。人生は前を向いて歩くしかない。10点(2003-12-05 20:37:55)
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