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8点以上は超お勧め。 ソフトを購入しています。 7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。 ソフトの購入まではしていません。 6点以下はハズレ。 ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。 |
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1. 愛しのタチアナ
《ネタバレ》 魅力ない中年男二人が、これまた口数の少ない中年女性のヒッチハイカー二人を乗せ、ダラダラ旅するお話し。登場人物のバックボーンは全く分からず、何を目的に動いているのかもサッパリわからない。
旅をすることで成長していくのがロードムービーの鉄則だと思うが、ラストまで主人公が全く変化しない映画なんて初めて観た。
それが「斬新」という言葉で括られるものだろうか?
老眼鏡を掛けなきゃ文字が読めない中年ロッカーとコーヒー中毒のマザコン男。二人は今まで、どういう人生を歩んできたのか? しかし、あまりにも魅力のなさすぎる二人に、今はもう、それさえ追求したいとは思わない。せめてこれが若者四人の旅なら、まだ感情移入できただろうに。
第一、タイトルの女性、タチアナが全く愛しく感じられない。
この監督が起用する俳優は毎度同じ顔ぶれである。それも外見だけに拘れば、日本だったら書類審査で脱落するようなレベル。何か特別な理由があるのなら是非伺ってみたい。
[DVD(字幕)] 2点(2009-01-18 05:04:52)《改行有》
2. 白い花びら
世紀末に作られたトーキーだけに、電子レンジやエレキギターが映るシーンに違和感を感じる。効果音は普通に聞こえてくるし。
実験的に作られた映画だと思うが、それ故、一般のフィンランド人の感性がイマイチ掴めなくなってくる。若いのか、年なのか? デブなのか、痩せなのか? 美人なのか、ブスなのか? その下手な演技は天然なのか、計算なのか? 日本人には伝わってこない部分が多々あるように思う。
それに、どっかで聴いたことがあるBGMに、どっかで観たことがあるシーン…。
長々とケナしているように書いてしまったが、でも、どことなく憎めない映画だった。
自主製作映画を作る人たちが集まって鑑賞すると盛り上がると思う。
[DVD(字幕)] 5点(2009-01-18 03:16:55)《改行有》
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