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プロフィール |
コメント数 |
1894 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
自分なりの評価の基準は、 10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。 9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。 8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。 7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。 6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。 5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。 4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。 3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。 2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。 1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。 0・死霊の盆踊り。 |
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1. ゼロ タウン 始まりの地
《ネタバレ》 1982年、レバノン。イスラエルとの国境に近いパレスチナ難民キャンプ。常に死と隣り合わせのそんな地で、鬱屈した思いを抱えながら必死に生きる少年ファヘッドは、いつか父親とともに生まれ故郷へと帰り、親子で大事に育てているオリーブの苗木を大地に根付かせることだけを夢見ていた。だがある日、イスラエル軍の空爆によって、そんな最愛の父親と親友の命が奪われてしまう。いつかきっとイスラエルに復讐してやる…。そう心に誓うファヘッドに、ゲリラ組織からある命令が下る。それは父親を殺したかもしれない、撃墜された飛行機から捕虜となったイスラエル軍パイロットの監視役だった。「故郷に帰りたいのか?だったら俺のことを逃がしてくれ、お前をイスラエルの生まれ故郷まで案内してやるよ」と提案する獄中の捕虜に、当然のように反発するファヘッド。しかし深い煩悶の末に、彼の逃走を手助けしたファヘッドは、二人で生まれ故郷である始まりの地を目指して戦時下の危険な世界を疾走してゆく。当然、彼の手にはオリーブの苗木が握られていた――。冒頭からとてもリアルに描かれる、乾いた砂漠の難民キャンプで懸命に生きる子供たちの無垢でエネルギッシュな描写にはなかなか惹き込まれました。ただ、その後にイスラエル人とパレスチナ人というもう永遠に仲良くなることは不可能なんじゃないかという主人公二人が、旅を通じて徐々に友情を育んでいくというあまりにもベタな展開にはちょっと「う~ん」って感じでしたね。それに、手堅い演出とかは及第点ではあるのだけど、もうちょっと魅力的なエピソードとかキャラクターとかも欲しかったですかね。あの偶然巻き込まれたタクシー運転手であるタコ親父がもっと活躍するのかと思いきや、残念ながら速攻でお金も貰えずに退場させられちゃうし。それでも、主人公の少年とスティーブン・ドーフ演じるイスラエル人とのとても自然な演技とかはなかなか良かったっす。極めてオーソドックスではあるけれど、シンプルなロード・ムービーとしてなかなかの佳品だったと思います、はい。[DVD(字幕)] 6点(2014-03-17 23:10:42)
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