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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  アイアン・スカイ 監督を務めたティモ・ヴオレンソラとは初めて聞く名前なのですが、母国フィンランドでは有名なクリエイターのようであり、本作は決してパッと出の新人監督が勢いで作り上げた映画ではありません。確かに、兵器やコスチュームデザインのかっこよさや、戦闘シーンの迫力や面白さには圧倒的なものがありました。スペースナチスがマンハッタンを攻撃する場面では大作映画並の手慣れた演出が楽しめるし、ナチスが誇る最強兵器「神々の黄昏号」の起動シーンにはSF映画に必要な仰々しさが宿っていました。10億円に満たない製作費でここまでのものを作り上げたことは驚異的であり、戦闘シーンについては満点に近い評価を与えられると思います。。。 ただし問題は、人間が映っている場面が驚くほど面白くないということです。感情移入可能な魅力的なキャラクターが一人も見当たらないし、かといって強烈な毒を放つ個性的な悪も登場しません。さらには、風刺映画を標榜しながらも、その切り口に新鮮さがなかった点も大きなマイナスでした。ナチスやアメリカを悪とするなんて、あまりにありきたりで面白くありませんよ。道化を装って社会のタブーを突っつくことこそがこの手の作品の使命だと思うのですが、その点、本作は危険なネタを扱っていないためにまったく見応えがありません。『チーム・アメリカ:ワールド・ポリス』くらい突き抜けないと、この手の映画は面白くないのです。[DVD(吹替)] 5点(2013-03-03 00:45:45)(良:3票) 《改行有》

2.  アニマル・キングダム 《ネタバレ》 何やら野蛮で騒々しそうなタイトルからは『デビルズ・リジェクト』な一家が暴れ回る犯罪アクションを想像したのですが、実際の内容は静かな実録ドラマでした(本作は、1988年に発生した警官射殺事件をベースとしている)。ギラついたバイオレンス描写はほとんどなく、代わりにあるのはジリジリとした圧迫感。監督は本作がデビュー作ということで、間延びしすぎた描写や、逆に説明不足の場面も散見されるのですが、それでも締めるべき部分はガッチリ作り込まれているし、悪い余韻を残すラストもテーマと合致しており、本国で絶賛されたことにも納得がいきます。。。 アニマル・キングダムを仕切っているママと長男、とにかくこの二人の造型が素晴らしすぎます。全身にタトゥの入りまくった次男、完全にDQN顔の三男と比較すると、長男のルックスはかなり地味。犯罪者というよりも普通の中年男性なのですが、その狂いっぷりは次男・三男を怯えさせるレベル。彼は精神疾患を患っているために世界が歪んで見えているようで、極端な被害妄想を抱いたり、異常な攻撃性を示したりします。『グッドフェローズ』のジョー・ペシもそうでしたが、あからさまな狂人よりも、基本的には一般人と変わりないのだが、いくつかの点で異常性が見受けられるキ○ガイの方が遥かに恐ろしく感じます。一方、アニマル・キングダムを内助の功で支えるママは、キ○ガイに見えて実は頭脳プレーを得意とするという、長男とは正反対のキャラクター。息子達への溺愛ぶりには『デビルズ・リジェクト』のママにも通じる狂気が感じられるのですが、いざ一家が危機に陥れば、巧みな戦術や人脈を駆使した裏工作で生存の道を模索します。その思考は至って冷静。一時は警察側についていた孫のジョシュが一家の側に寝返った時点で、ジョシュは長男ポープに復讐する腹だということを彼女は見抜いています。ポープは愛する息子であり、母としての心情ではその生存を望むのですが、その一方で凶暴性に歯止めの利かなくなったポープは一家存続のために切らざるを得ない存在。そこで彼女は、三男の救出を最優先として長男ポープの殺害を容認し、情よりも利を取るという決断を下すのです。一家の愛憎が入り乱れるこのラストは非常に素晴らしく感じました。[DVD(吹替)] 8点(2012-09-09 02:22:01)(良:1票) 《改行有》

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