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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 奇跡の2000マイル 《ネタバレ》 入口の訓練のところで、ラクダをしっかり撮っているのがいい。大きさ、質感、じっとしているからこその迫力。動きが少ないので、カメラを振ったりカットを割ったりしてごまかすこともできません。いざ旅が始まってからは、主人公はシンプルに「ただ進む」。あえて動機や心理状態を説明しないぶれのなさ。また、わざとらしい危機も起こりません。野生のラクダも出てきますが(本当に危険なのかどうかが主人公目線=観衆目線ではよく分からないのが、かえって怖い)、解決は一瞬。この広大な砂漠にいること自体がすでに十分危機なので、そこに何か人工的なものを盛り込む必要はないのです。それがかえって生々しい過酷さを伝えています。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-21 00:55:45) 2. キラー・エリート(2011) 設定から進行から人物関係から、もうすべてがぐちゃぐちゃで行き当たりばったりなのですが・・・。ただし、ジェイソン・ステイサムの身のこなしの美しさだけはどこまで行ってもさすがであって、それを鑑賞するというだけの目的と割り切れば、そこそこ楽しめます。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-11 02:36:13)(良:1票) 3. 危険な年 《ネタバレ》 スカルノ末期のインドネシアという場所の設定はなかなか興味深く、またそれなりによくまとめて描写していると思う。ただし、途中で主演扱いかと思うほどリンダ・ハント視線の描写になったり、シガーニーが中盤から急に出番が減ったりなど、視点が今ひとつ不安定なのが惜しい。[DVD(字幕)] 6点(2008-03-18 02:03:49) 4. キャットウーマン 《ネタバレ》 最大の致命傷は、肝心のキャットウーマンのアクションがちっとも格好良くないという点。猫の動きを取り入れたアクションと、猫の真似そのまんまというのとでは全然違うよ。その他の部分も工夫なさすぎで、例えば、この種の主人公が警察に疑われて逮捕されて留置場行きというごくごく一般人的なピンチを迎えるなんて、センスがありません。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2008-02-19 02:36:50)(良:1票)
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