|
1. スピード・レーサー
「ファンタスティック・フォー」みたいな懐かしさ!アニメと同じく明るく健全なムービーですね。レインボーカラーの画面はマッハ号のホワイトボディを引き立たせるため?レースシーンはゲームっぽくて迫力はありませんが、ま~イイんじゃないのかな…(ジャンプの効果音だけで!)フロントガラスへの映りこみがキレイ。それよりキャラ!スピードの青いシャツと赤いスカーフ(笑)、グッドマンのパパ(そっくり!)、サランドンのママ(30年ティーンの母親やれてるだけでもスゴイ)。オッサンくちゃい弟と芸達者なチムチムもかわいいな!キュートなトリクシーやクールなレーサーXもイメージこわしません。ウォシャウスキー兄弟がこのタツノコアニメも好きってことは、「マトリックス」の360°回転するアングルも、アニメのオープニング最後の剛のショットが元なの?って気がします。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-24 01:20:32)
2. ズーランダー
80年代のチープでペラペラな感じはよくでていると思います。ただ個人的にイギリスはともかくこの時期のアメリカにはあまり興味ないですからね。(マイケルが死んでも何とも思わない人間)「2001年宇宙の旅」(笑)とウィル・フェレルのオカマデザイナー(♪)と特典映像のベン・スティラーの華麗なウォーキング&キメ顔サンプル(☆)でしょ~か。[DVD(字幕)] 7点(2009-07-26 02:08:57)
3. スーパーマン リターンズ
鉛色が重く垂れ込めるこの作品にはJ・ウィリアムスのテーマはあまりにそぐわない気がするが、それすらなかったら一体どうなっていたのだろう、この陰鬱な映画は?自分にとって英国映画シリーズ、米国TVシリーズに続くシンガーズ・スーパーマン。旧作から切り出され、象眼のように嵌め込まれた幾つかのピースは格落ちを恐れたからにも思え、一から創ってほしかった気もする。クリプトン・スモールヴィル・メトロポリス・デイリープラネット、そして北極のフォートレス、不可欠な舞台装置は丹念にしつらえられ、新しいスーパーマンはグラヴィティに逆って虚空を切り、シックな衣装のロイスはキャラ変容、航空機レスキューは最新仕様でも、何か足りない。クラークの心が見えにくいからか。ヒロインや市民との関わりはすでに蜘蛛男が出来のいいサンプルを提示ずみ。父の言葉を自らが口にする場面も感動、のハズだけれど、全体的に温度の低い中ではそれも難しい。スペイシーであってもルーサーには足りず。でも空を飛ぶ憧れ、それだけは再び満たしてくれる。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-13 05:24:05)(良:1票)
|