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プロフィール |
コメント数 |
1070 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://vvolf.exblog.jp/5301623 |
年齢 |
22歳 |
自己紹介 |
<2016年03月03日21時58分JST版>68
1) レビューに関して: ☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。 ☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。
2) 観る・観ない映画のジャンル: 好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。
3) ひとこと:(2016-03-03) 星戦争は好いぞ! |
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1. 月のひつじ
《ネタバレ》 先日、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトをCDで聴いていたら、突然「ライトスタッフ」を観直したくなり、その中のアボリジニーのシーンを観ていて、”ああ、そういえばオーストラリアのアンテナをテーマにした映画があったな”という連想から、本作を観ることにしました(笑)。結論からいって、月着陸をリアルタイムで経験した世代であれば、当時を想い出して、なかなかワクワクするものがあるのではないでしょうか? オーストラリアのシドニーから西に400キロくらいのパークスという田舎町(パースは州都にもなっていてぜんぜん別の場所)が舞台ですが、小麦畑と牧羊地が広がる所で、他に何もないというのが好いですね。ぜひ行ってみたくなりました。町長の息子がかなりのませガキで、細かいことまで知っているのが笑えます。私はただ飛んで着いたということくらいしか記憶になく、あそこまで詳しく憶えていなかった気がします。NASAから派遣されたアルが、いわゆるアメリカ人らしくない堅物という印象を受けるのですが、その彼が徐々にオーストラリアの所員とうち解けていくのは好い演出ですね。サム・ニール演じる所長と一緒に皿に乗って上がっていくシーンは、なんともいえずじんわりと感じさせてくれます。そして、映画のクライマックスともいえる、あの有名なアームスロトロングが降り立ったシーンは、それまでの緊張がとけて、映画のキャストたちと同じようにこちらも笑顔になってしまいます。大勢の人間が、さまざまな困難を乗り越えて何かの目的を達成するという話は、ありきたりですが私は大好きです。当時の映像や音声を交えて、月着陸までの過程の裏側を見せてくれたのは、なかなか興味深いものがありました。非常に地味ですが佳作だと思います。個人的にお気に入りのシーンは、NASAに停電による失敗を隠すために、偽の無線交信をするところで、警備員のルディが割り込んでくるところと、月着陸に成功したところで、アームストロングに話しかけるところです。そのときのサム・ニールの返しもなかなか秀逸です(微笑)。ほのぼのとした気持ちになりたいとき、あるいは、”学校から急いで家に帰ってテレビ中継にかじりついていた”ことを想い出したい(笑)ときなど、ぜひご覧になってください。あ、あとは、オーストラリア訛の英語を聞きたい人もね(微笑)。9点(2004-04-21 09:02:21)
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