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プロフィール |
コメント数 |
726 |
性別 |
男性 |
年齢 |
55歳 |
自己紹介 |
観た映画はできるだけ褒めたい。 |
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1. デンジャー・クロース 極限着弾
《ネタバレ》 オーストラリア軍とベトナム戦争が結びつかなかった私の無知はさておき。
ベトナム兵の大群に囲まれ、弾薬も尽きたオーストラリア兵たちの絶望がスクリーンを通して伝わってくる。
ラスト近くに入るスローモーションもなかなか効果的。
単に、味方と敵、という概念で分け、妙なイデオロギーを見せられなかったのも良い。
それにしても、戦場で仲間のために自らを顧みることなく行動できる強さって、いったいどこから出てくるんだろう。[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-27 00:27:02)《改行有》
2. テイキング・ライブス
《ネタバレ》 以前観たことあったんだけど、アンジーがあんなに大胆な濡れ場を演じているとは思ってなかったから、その点に一番驚いたかも。
他のレビュワーの方も書いておられたが、イーサン・ホークがナイスガイを演じるわけがないんだから、誰が犯人?ではなく、イーサンの化けの皮が剥がれるのはいつ?という楽しみ方が正しい。
そう考えると、アンジーとのラブシーンは、ピリピリするほどの緊張感があり、見応え充分。
イーサンの正体がバレてからのアンジーの弱々しさは、それまでとのギャップでかなり○。
問題は、正体がバレて逃亡したイーサンが、なぜそこまでアンジーに執着したのか、ということ。
罠だ、くらい考えつきそうだし、そもそも他人の人生を生きてきた男が、一人の女に執着するとは思えない。
その点に疑問符は付くが、映画自体は豪華俳優陣の抑え目の演技で起伏もあり、面白いことは間違いない。
さらに、冒頭のみ出演のポール・ダノ。この人、ピンポイントでも強烈な印象を残す稀有な俳優だよなあ。そこに加点。[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-04 18:22:51)《改行有》
3. デンジャラス・ビューティー
《ネタバレ》 サンドラ・ブロックが好きな私には、彼女のイヤミなほどズバズバ言う割に、意外に乙女な魅力爆発の作品ではあるのだが、流石に作りが杜撰過ぎやしませんか。
シチズンなる爆破魔の捜査はほぼ放置されて、FBIの捜査官がミスコンに出るという本来の趣旨が薄れてしまっているし、同僚との恋も、それまでにそんな雰囲気を全く匂わせないもんだから、観ている方もちっとも盛り上がれない。
しかも特技を披露する舞台でのあのお下げの髪型と衣裳にはかなりがっかり。
ちゃんとサンドラをキュートに見せて欲しかった。
配役としては、やはりマイケル・ケインの演技が見応えがあった。彼の出るシーンに関しては、吹替で観た方がより楽しめたのかもしれない。
設定はマイフェアレディ的で面白かったのに、ちょっと残念なポイントが目立つ映画。
サンドラ・ブロックに頼り過ぎたのかなあ。[インターネット(字幕)] 6点(2021-06-14 21:19:34)《改行有》
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