|
プロフィール |
コメント数 |
725 |
性別 |
男性 |
年齢 |
55歳 |
自己紹介 |
観た映画はできるだけ褒めたい。 |
|
1. パラサイト・バイティング 食人草
《ネタバレ》 予告編に釣られて鑑賞。
案の定痛い展開。
しかも食人草か噛み付くわけではなく、食人草から逃れるために自ら脚を切ったり皮膚を切り刻むという救いのない痛み。
これは激しくメンタルをやられる。
女の子のおでこに蠢く食人草を見た仲間たちの絶望感がなんとも切ない。
遺跡を見守る村人たちの言葉が理解できないのも絶望感に拍車をかけているし、村人の行動について余計な説明を一切しない潔さもやり切れない閉塞感を高める効果をあげている。
難点は、食人草の知能と能力が高過ぎる点。
携帯の着信音まではゾッとしたのだが、声色を真似る所ではちょっと興醒めしてしまった。
何事もほどほどが肝心。
とはいえ、ラストもなかなか好感が持てる良作。[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-01 14:56:40)《改行有》
2. バイオハザードIII
《ネタバレ》 ロメロゾンビへの敬意に満ちた三作目。
シチュエーションも、ゾンビのしつけも、ヘリでの脱出もほぼ「死霊のえじき」を踏襲。
異なるのは、バイオハザードはアクション映画であり、終末観とは無縁な状態で純粋にアクションを楽しめること。
私の中では、バイオシリーズで一番カッコいいミラ・ジョボビッチを堪能できる。
ナイフ捌きにもしびれるし、何より衣装が素晴らしい。ミラの長身を存分に活かしたコートスタイルは、ナイフホルスターとの相性も抜群。
いや、監督わかってるなあ。
難点は、ラストの博士が弱すぎること。
そして博士とともにアリスが死ぬ気でいること。
君が死んだら、血清ができないのでは?
まあスカッとしたらそれで満足なんだけど。[インターネット(字幕)] 8点(2020-12-12 22:58:43)《改行有》
3. バイオハザード: ザ・ファイナル
《ネタバレ》 映画館にも観に行った。
最後はやはり見届けたくて。
自らがクローンであると知ったアリスは、やっぱりなんだかかわいそうだった。
でも、人類のために自らも死に追いやる決断をし、実行する。
あのシーンは美しかった。
クローンだと知った途端にオリジナルを殺すアイザック博士とは、品格が違うのだ。
だからこそ、あのまま終わって欲しかったというのが、正直な感想。
争いの虚しさを教えたラオウが一人昇天したように、アリスにも人類救済の礎になって欲しかった。
そこらへんの美学が、この監督には欠けている気がするなあ。
でもまあ、このシリーズを最初から映画館で観てきた者として、最後を見届けられた喜びはあるし、ドキドキハラハラさせてもらった。
またしばらくしたら、1から観直すか。[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-28 21:01:43)《改行有》
|