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プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  別離(2011) 《ネタバレ》 我々は一体、イラン出身の傑作を何本見逃し、何本過小評価してきたのだろうか。このアスガル・ファルハーディー(アスガー・ファルハディー)の「別離」は、そんな日本人の意識を変える抜群に面白い傑作の一つになるだろう。 スタートダッシュから言葉で殴り合うような素晴らしい冒頭5分間。 男女の身分証、様々な免許、パスポートをコピー機?が読み取っていく。 頭を覆う布を投げ捨てんが勢いで質問に答える男女。激しい口調で夫婦喧嘩。幾度も交わされる“おはよう”、みぶりてぶりを交え、男は前に出されサイン、女もサインをする。 シリアスな題材ながら何処かユーモラスさえ感じる男女のキリキリしたやり取り。特に女性の撮り方! アッバス・キアロスタミの傑作群にも参加したマームード・カラリのキャメラワークも功を奏している。 口舌の刃で彼女たちは斬り合い・・・いや鉄の塊で叩き殺して黙らせてやりたい気分だ。口論とは時にそういう感情も無意識に抱かせる瞬間がある。そんな表情をクローズアップで見逃さずに撮っている。その感情は徐々にエスカレートしていく。 荷物を鞄に詰めるが、イライラして中々閉まらない。 老人の介護疲れ、夫は仕事で介護から“逃げている”。あろうことか、それを家族ならまだしも他人の女に“押し付ける”始末。 俺だったら遺書を先に書いて「呆けたらさっさと殺して、保険金にでもしてくれ」とでも言っておくかな。こんな状態見ちゃうと。だってじいさんはされるがまま、口をもごもごさせるのみなんだもの。傍観者さ。その傍観者をめぐって家族に亀裂が入っているのにね。 流通するケータイは他の国の“使い古し”、子供たちは布を自由に取るが、大人の女性たちは頭の布にでも拘束されているかのよう。 ランプの上に隠された鍵が事件を起こす引き金にもなる。 ブラックなやり取りも多い。 女はドアを開けて出ていく、男がドアを閉めるとすぐにインターホンを押して帰ってくる。あるある。締め出しても合鍵で“侵入”。あるある(多分)。 娘と父親の階段での競走、酸素呼吸器で遊ぶ娘。じいさんを殺す気かwww無邪気って怖えー。 腕と脚に鎖をした男、不気味に嘲う、娘は怯える。 駆け出す女、老人の徘徊、車に轢かれないかどうかで冷や汗、 家族は楽しくゲーム、女は介護疲れで汗をぬぐう、バスの中でフラつく、一人黙々とゴミ捨て。 そんな女の苛立ちが積もりに積もり、事件は起きる。 バックミラーで娘を確認しての帰宅、いつもの“鍵”がない衝撃、ドアが開かないのは事件の匂い・・・サスペンスフルに描かれる。 「何故こんな事をしたっ!」 夫たちは娘たちを部屋の奥にやる、夫にとっては大事な父親、でも女には赤の“他人”。確かに介護を引き受けたのは彼女だが、男の無責任さにもハラを立てたくなる。 あれだけ近くにいて、男は本当に何も知らなかったのだろうか。 父を洗いながら一人静かに泣く。 家族が崩壊していく事、父がこうなってしまった事に対して何もしてやれなかった・・・様々な苦しみが男を襲う。 病院では口論の末に拳が飛び交う喧嘩になりかける、窓を叩き挑発、目の痣が生々しく残る女性。冒頭の罵り合いもこうなっておかしくない空気だった。 第三者が“監視する”前では口舌の刃で斬り合う。叩き斬ってやる、叩き殺してやるぞ、と。ドアに頭突きをかますほどの苛立ち。 感情を抑えきれずブチ切れ、女に手を出した事を思い出したかのように、空を切るように拳を振りまくる、女もガードするように拳をバチバチ弾く。   娘の車の助手席から見守るような視点。娘たちは傍観者に過ぎない。その傍観するしかなかった娘たちが、クライマックスの突破口を開く。見てしまった真実を、あるいわ嘘を話さずにはいられなかった。 階段でのやり取り、じいさんの窮屈そうなネクタイを取ってやる夫の優しさ。その優しさを妻や娘たちにもっと向けられていたら。 車で女を追う一瞬、クラクションで呼びかけ、女はサングラスをかけて“取り合わない”、他の車に衝突しまいかとハラハラする。 父の元を去っていく娘たち、母親、兄妹、“女”たち。独り寂しくうなだれる父親。 女と男を隔てる壁はない。そこには見えない“心の壁”が二人の間に横たわっているのだろう。エンドロールの“壁”が上がりきるまで、二人はどうなるのかという事が最後まで気になってしまう。[DVD(字幕)] 9点(2015-06-07 15:33:38)(良:1票) 《改行有》

2.  ベイブ 《ネタバレ》 ベイブは子豚だ。 だがただの子豚じゃない。 自立して物を考えられる賢いブーちゃんだ。 ベイブは「何も出来ない子豚」と人間だけでなく、他の動物からも馬鹿にされる。 だが、ベイブはめげない。 努力を重ねて徐々に周囲に認められていく。 馬鹿にされても、馬鹿にしない。 どこまでも食い尽く心の強さ。 そんな姿がやがて飼い主のじいさんも通じていく。 言葉よりも大切な絆で結ばれていく。 動物同士だと人間みたいに会話ができるってとこがディズニーらしい。 どんな動物だろうと関係ないのだ。 ガラパゴスゾウガメと犬が仲良くなったり、 豚とライオンが一緒に暮らしているって事も稀じゃない世の中。 生きるか死ぬかの野生じゃ得られない、理解し合うという心の余裕。 人間が唯一くれた良い贈り物だ。 「都会に行く」はかなりシリアス。 だって監督が「マッドマックス」の人なんだぜ? 動物に何させる気だよこの監督は・・・ 都会に生きる動物たちと交流していくわけだが、そんな動物たちの背中から猛烈に哀愁を感じるのは何故だろう? でも、ああいう終わり方も好きかな。[DVD(字幕)] 9点(2014-12-15 23:28:06)《改行有》

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