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プロフィール |
コメント数 |
1274 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。 ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。 程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. レッド・ヒル
《ネタバレ》 現代のオーストラリアを舞台とした西部劇というかなりの変わり種なのですが、これをさほどの違和感なく仕上げた辺りにこの新人監督の手腕が現れています。この人はすぐにスタローンの目に留まって『エクスペンダブルズ3』の監督に抜擢されましたが、確かに光るものはあったと思います。
ただし良かったのは雰囲気作りのみであって、映画として面白かったかと言われれば微妙と言わざるをえません。見せ場に連続性がないためアクション映画としての盛り上がりに欠けるし、冒頭から怪しい人物の目星がついてしまうために中盤以降の方向転換にも意外性がありません。また、主人公と奥さんのエピソードが作品の中核部分にあったはずなのに、この部分にまるで感動がなかったためにドラマ性という点でも外しています。崖から落ちてボロボロ状態で帰宅した旦那を見てもまったく動じず、「あら、顔をちょっと切ったのね」と言って寝てしまう奥さんの鈍さには笑ってしまいそうになりました。[インターネット(字幕)] 4点(2016-12-05 15:29:59)《改行有》
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