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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. キャットウーマン 長髪の時は気付かなかったが、髪を切りアイマスク(宝石強盗を倒すときの)を着けたときのハルベリーが研ナオコに見えてしかたなかった。思えば目から下部分の骨格が、そっくりだからなのだろう。それからはもう何してもナオコ、ナオコ、、。この辺のハリウッドセンスは日本人には合わない感覚なのだろうなあと、実感。それにカメラが常にレールで流れ、ズーム・アップの繰り返しで、若干酔いそうになる。躍動感をだすには効果的な技法だが、多用するのは勘弁して欲しい。キャット演技でいうなら、ミシェル・ファイファー(バットマン・リターンズ)かアニメ版のキャットが実に生き生きして素晴らしい。この映画でキャットは自由奔放に誰にも縛られずに生きる、というがまだその辺が出し切らずに終わった感じ。いうなればこの映画はまだ誕生編で、これからが彼女の独壇場なのかもしれない。そう思うとなかなか貴重な作品に見えてくる。[DVD(字幕)] 6点(2005-08-27 04:24:02)(笑:2票) 2. アンデッド 単なるゾンビ映画と思って観たら、一癖も二癖もあり、良い意味で裏切りまくってくれました。監督ら自ら言っている通り、これは異色作だ。スタッフ欄を見てもわかる通り、限りなく少ない予算とスタッフで、よくぞここまで作ってくれました、と言わざるをえません。(メイキングで、監督自らクロマキー用の緑色のスクリーンを身近なもので間に合わせる程)ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画には無い新鮮さを感じます。しかしエンターテインメントとしての配慮が今一つで、アクション>だらだらドラマ>アクション、という感じで、完成度が低いですね。ハリウッドで、同監督らが最新作を制作中みたいなので、テンポの良いゾンビ映画を作ってくれそうで、期待大。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-19 14:26:57) 3. ピアノ・レッスン エイダを演じる女優の名演がたまらない。男を拒絶する氷のような女性が、男を愛する様になるにつれ、女性として生き生きとしてくるところなど、艶かしい魅力を感じる。そしてただひたすらに、彼女を思う男(スモークの頃からファンの)ハーベイ・カイテルが情熱たっぷりに演じているのも好ましい。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-19 08:11:17) 4. ゴーストアビス 《ネタバレ》 石原裕次郎の「太平洋ひとりぼっち」(1963年)の感じだったので期待して見たら、リアリティの表現がかなりあいまい。41年前のヨットとは便利さも雲泥の差なのだろうが、あまりに航海が簡単すぎる。しかもゴーストは幻覚ではなく、大半はウミグモのしわざ(母&父の幽霊も出る)だし。しかし起承転結ははっきりしているし、最後もどこかすがすがしい。そういう意味で4点。この映画の後は、是非「太平洋ひとりぼっち」を見てほしい。感動するので。4点(2004-09-29 16:03:47)
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