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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 美しい絵の崩壊 《ネタバレ》 周りを顧みず自分の本能だけで恋愛に突っ走ってる登場人物がでてくると、あっぱれと思うかムカつくかどちらかの場合は多いけどこれはどちらにも属さないめずらしいパターンでした。 ひところで言うと、子供の頃から親友だったふたりの女性が、それぞれ結婚してお互いに息子を持ち、その息子たちのアプローチで関係を持ってしまうという話。 片方の母親は夫を事故で亡くし、もう片方の母親は後に離婚します。 片方は若い男におぼれて、片方は冷静に関係を続ける。年齢差のある恋愛の2つの行きつく先が見えるのも、わかりきった話です。 この映画で印象的なのに二人の母親が、どんな状態でもお互いを責めることなく続いていくところで、プラトニックなレズビアン感覚が見られます。 客観的に楽しめる映画でした。[インターネット(字幕)] 5点(2017-07-04 12:10:22)《改行有》 2. キャンディ(2006) 《ネタバレ》 仕事をせずにドラッグに溺れて、犯罪を起こしていくカップルの話、というと60年代に溢れかえるくらい流行りましたが、この作品もどこか60年代テイストを感じさせる映画でした。ドラッグの地獄はこんなものではないような気がします。ふたりとも薬に溺れてもきれいすぎ、家族やまわりの人の悲しみもこんなもの?という感じなのでるので悲壮感があまり感じられませんでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-09-14 16:17:19) 3. ハッピー フィート CGがかわいくて、ときにリアルで楽しみながら見ましたが、限りなく印象に残らない映画でした。追記 見たか忘れて再び見てしまい、見ていてみたかどうか、やはりわからなかったので、このサイトで自分が評価しているか確認したら納得するコメントでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-04-25 07:55:41) 4. リトル・イタリーの恋 《ネタバレ》 美しい景色と古風なストーリーの恋愛映画でした。ロゼッタとジーノの恋は一目惚れの情熱的な恋。コンチェッタとアンジェロは傷ついたあとの恋。60年代「卒業」で感動していた人たちも、あとで花嫁を奪われた夫や、その家族はどんな気持ちだろうと思うようになったけど、この映画は、そう言う意味で傷つく人がいません。わかりやすいけど、うまく行き過ぎかも。ジーノ役のアダム・ガルシアは絵に描いたような二枚目ですが、性格的にも魅力的になっていくところがうまいなあと思いました。個人的にアンジェロ役のジョヴァンニ・リビシの顔が大好きなので、たとえブサイク役で性格も暗くてもかわいいなあと思ってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-10 06:46:42) 5. アナライズ・ミー 《ネタバレ》 緊張感のあまりない映画でしたが、ところどころの会話が楽しめました。この映画のデニーロと「結婚適齢期」のダイアン・キートンのキャラが似ていて楽しかったです。ビリークリスタルは「Soap」の頃からのファンですが、こういう役は合っているなあと思います。むかしのトム・ハンクスもこういう役柄が出来たのに、いまじゃダメですね。ビリー・クリスタルの子供役のデブで冷めた少年、デニーロの子分のデブ。ふたりのデブがダシをだしを効かせたいい味を出していました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-18 14:38:46) 6. スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 最初のうちはワクワクしてみていましたが、なにしろオリジナルのストーリーが古すぎて(良い意味でなく)、あまりにも都合の良すぎるストーリー運びに、途中でどんどん引いてしまいました。ブライアン・シンガーは大好きな監督のひとりなのですが、今回は今ひとつです。ただCGには感動しました。この映画に限ってのことではないのですが、変身もののお話を見て?を感じてしまう人の常で、まわりの人はなんでスーパーマンとクラークケントが同じだとわからないんでしょうか?映画だからなんでしょうね。[試写会(字幕)] 5点(2006-08-22 07:41:37)(笑:1票) 7. もういちど(2000) 《ネタバレ》 過去と現在の似たシーンをを織り交ぜてあるのですが、最初は若いときのシーンはきれいなのに、現在の老人としてのセックスには抵抗を感じました。ところが見ているうちに老いらくの恋もいいなあと思い始めました。「また初恋の人に恋をした。今度は辛くない」「死が近づくと愛はより本物に見える」「君の存在が死を受け入れさせてくれる」などひとつひとつの台詞がいい感じ残ります。70歳を過ぎるまで奥さんを顧みなかった旦那が、奥さんが初恋の男と会って一夜を明かしたと知ったあとの言葉「人生の最後にこんなのは嫌だ」というのも納得する言葉ですが、熟年離婚の増加する日本では、こういう旦那さんは増えていくのでしょうね。奥さんは最後は初恋の男の引くピアノの荘厳な音につられて踊るようにして静かに倒れて、そのまま死んでいくのですが、こういうのは幸せかもしれないと思ってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-19 10:11:39) 8. ミスティック・リバー ファンの人には申し訳ないけれどクリント・イーストウッドの映画って薄っぺらい感じでキャラクターに共感が持てることがほとんどない。人物像に厚みがないのでストーリーを追って見せているだけに思えてしまう。登場人物のトラウマが伝わってこないので事件そのものが作り物っぽく見えてしまう。こころに残る台詞もなく、そのまま終わってしまった。人間ドラマとしても犯罪ミステリーとしても平均以下だと思う。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 02:17:49) 9. プリシラ(1994) とても面白かったけど、3人のエンジェルとごちゃごちゃになってしまいました。音楽も同じような曲が多いし、欧米ゲイの定番ソングは決まっているみたいですね。良く出きた映画だと思います。プリシラ+3人のエンジェルで、6人のプリシラとかできたら楽しそうだけど、入り乱れてすごそう。ジェイソン+フレディみたいなものかな。6点(2003-08-19 10:02:02)(笑:1票) 10. ピクニックatハンギング・ロック 映像のきれいな映画です。ラストまで答えが出ない映画は好きか嫌いかがはっきりするのですが、この映画はそんなことはどうでもいいくらいに好きです。7点(2003-08-04 03:49:20) 11. ロミオ&ジュリエット 内容はどうあれディカプリオの最盛期かもしれない。音楽が斬新でとても良かったです。4点(2003-07-20 01:31:18) 12. ピアノ・レッスン 水の中のピアノ。暗い海岸のピアノ。難しい顔をしたアンナ・パキン。マイケル・ナイマン。高尚な絵画を見ているような気になりました。7点(2003-07-08 03:55:50) 13. マトリックス 映像が面白いですが内容はそうでもなかったです。キアヌがんばってますね。5点(2003-07-03 03:47:46) 14. シャイン 気がついたら目頭が熱くなっていました。ラストも大好きです。感動しました。7点(2003-06-20 09:25:01) 15. ベイブ ベイブ~!最初のシーンからはまってしまいました。ブラックを感じさせなくもないジョークと牧歌的映像。映画を見た直後は豚肉を食べるたびにベイブ~と思ってました(しっかり食べてたけど)。再度見てしまいました。前回8点でしたが、今回は+1。[映画館(字幕)] 9点(2003-06-17 19:13:25) 16. 戦場のメリークリスマス 音楽はいいんだけどね。当時ボウイファンの女の子たちがキャーキャー言っていたのを思い出した。3点(2003-06-17 15:02:45) 17. マジェスティック(2001) いい映画になるかなと思っていると、こういうご都合主義なラストに収まってしまう。あまりのベタさにがっかり。4点(2003-06-17 04:17:57)(良:1票) 18. ムーラン・ルージュ(2001) ユアンが良くないなあ。というかニコール・キッドマンと釣り合わない。なぜユアンに惹かれるのかわからなかった。もっと正当派の2枚目を使った方が映画的に良かったのでは?5点(2003-06-03 03:20:12)
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