みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シャーロット・グレイ この手の作品,実は大好きなんですけどね・・・。わりとサスペンスフルな進行だったし,ケイト・ブランシェットの凛とした雰囲気や,ストーリーが進むにつれて次第に心境が変化していく役作りとか,見るべき点は有ると思いましたが,見終わった後の+αが全く感じられなかったのはどうしてでしょうか。とにかく印象に残らなかったのが残念。 5点(2004-01-03 17:26:30) 2. ムーラン・ルージュ(2001) いやいや,皆さん評価が高いですね。うーん,申し訳ないけど,私にはそれほどのものとは思われませんでした。豪華絢爛たる舞台に衣装,冒頭の20世紀Foxファンファーレからして既に作中のものとなっているという凝り方,世紀末の巴里・モンマルトル界隈の薄汚さといかがわしさ(今尚これは変わらない。巴里はそのあやしさが魅力),こうした要素が見事に融合した感があって,見応えがありました。しかし,サウンド・オブ・ミュージックに始まってマドンナにU2,Police???洋楽に疎い私としては楽しめませんでした。↓MTVとか10数年前に見ていた洋楽通の方なら楽しめたのかも知れませんが,私としては,あんなフレンチカンカンには魅力を感じません。ま,飽くまでも19世紀末的なオールドファッションを勝手にイメージした私に責任がありますが,歌に満ちた豪華絢爛たる舞台が見たいのであれば,それこそ「椿姫」なり「ラ・ボエーム」でも見れば,本物の歌に出会えると思います。と,いうことで私としては今ふたつだったので・・・。あ,主役の二人,特にユアン・マクレガーは歌がうまいので感心しました。残念ながらエピソード2は未見ですが,「ブラス!」じゃ,いい味出していたので,もしかすると音楽ものとは相性が良いのかも・・・。5点(2002-12-23 17:07:13)(良:1票) 3. ロミオ&ジュリエット 邪道と知りつつもTVでやってたので見ちゃいました。結論-TVでよかったー。ま,中世イタリアを現代アメリカにした設定は,多くの方々がおっしゃる通りだし,それでいて妙に原作に忠実な箇所が気になったりして,なんじゃこりゃ,と思いつつ鑑賞を終えました。うーん,96年の作品てことは私の嫌いな「タイタニック」の前年だから,ディカ様の青臭さはより一層だったし,ちんちくりんで格好良くないのも変わらない。ファンの方には申し訳ないけど,ありゃ,永遠の恋人たちというよりただの間男のおいたに見えちゃいました。ま,60年代の名作の足下にも及ばすってところでしょう。「やっぱりな」と思っちゃいましたが,これを機に旧作を見る人が増えればいいかな,なんて感じました。(「パール・ハーバー」と「トラ・トラ・トラ!」の関係みたいだけど・・)3点(2002-08-02 21:12:02) 4. デンジャラス・ビューティー お気楽に見れて,適度に笑えて・・・。マイケル・ケインにウィリアム・シャートナー(見たのは「スター・トレック」以来?)なんてとこが出ていて驚きました。しかし,本当の大物って何でもできるんだな,と感心しました。別にサンドラ・ブロックのファンではありませんが,実に魅力的で良かったと思います。しかし,あちらのミスコンて,みんな胸でかいけど,老け顔に見えたのは私だけかな・・。7点(2002-07-21 09:46:23) 5. ベイブ 私もこれ好きだなぁ。かわいいし,ほのぼのとしていてすごく幸せな気持ちになれるし・・・・・。思い作品を見た後の,一服の清涼剤って感じ。8点(2002-04-05 19:43:20) 6. ピアノ・レッスン あの時代の風俗と妖しく生々しい映像,何度か見るのを止めようかと思ったが,結局見てしまった。怖かった。そして後味が悪いことこの上なかった。一瞬,名匠デビッド・リーン監督の「ライアンの娘」とかぶったが,あれ程の映像美や重厚な存在感は到底求められない。ま,もう見ること無いだろうな・・・。5点(2001-11-10 18:49:16) 7. シャイン 音楽の本流が西欧(特に独圏)である以上,我々も含むそれ以外の地域の,音楽を志す者は,想像を絶する厳しさでその壁を乗り越えていかなければならない,と思ってきた。ただその反面,西洋人たちは「どこのものだろうが良いものは良い」という柔軟な目も持ち合わせている。ヘルフゴットの挫折と成功を見ながらそんなことを考えてしまった。それにしても,今後彼はどうした方向に進んでいくのか?とついつい心配してしまう。今年も来日してラフマニノフの3番を弾くそうだが,決してヴィルトゥオーソタイプではないし,1度の成功と話題性だけで永久に名声を得られるほどこの業界は甘くないはずだ。6点(2001-09-23 14:13:04)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS