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1. トゥー・ウィークス・ノーティス
《ネタバレ》 ものすごく普通の物語であるが、ぜい肉はそぎ落とされて、後味良く鑑賞中も飽きさせない。コメディの部分は思わず吹き出してしまったが、それは主演の二人の自然なやり取りがやはり貢献していると言っていい。音楽も軽快でgood。DVDには別エンディングらしきものや、NG集が入っててこれらも楽しめた。6点(2004-05-28 02:57:42)
2. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 「マトリックス」は優れた作品でしたから、最初から3部作の予定であったとはいえ監督はじめスタッフのプレッシャーも大きかったに違いありません。それが仇になってしまったためか、続編も続々編である今作もウォシャウスキー兄弟が自分の世界を作りすぎて設定が難解になった気がします。それがマトリックスという映画なのだ!と言われればそれまでですが、少なくとも1から広げすぎなければ僕たちの創造を膨らませ楽しませる程度の仕上がりになっていたはずです。以上がマイナス要素でしたが、毎回違った方法で試みられる特殊効果による映像の凄まじさは相変わらずで、雪崩のごとく迫ってくるセンティネルや巨大ドリルに絶望し、機械に機械で挑むザイオン戦士たちを応援している自分がいました。例の空中戦は、ふ~ん位の驚きで最後を飾るのには少々物足りないですが、実写映画では画期的な試みであったことは間違いないでしょう。ストーリーでは今更的なトリニティーの死の場面がありますが、ミフネの雄叫びや救世主を信じ続けたモーフィアスとネオの別れのシーンには感動しました。メインテーマの曲がワーナーのロゴと共に流れ出したときには鳥肌が立ってしまったし、ネオの格闘前に相手を挑発する仕草を見た時には、この物語も完結してしまうんだなあ、と少し残念な気がしました。それだけのパワーがこの物語にはありました。6点(2003-11-12 18:06:52)
3. マトリックス
クール!という言葉が似合う映画ですね。破片がカメラに飛んでくるとかワイヤーアクションとか正にクール。しかし3部作なので仕方ないのですが、前半の説明部分は飽きてしまいます、やっぱり。現実世界でたびたび襲ってくるイカロボットもあんまり必要ないと思います。続編が楽しみです。7点(2003-06-20 16:45:31)
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