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プロフィール |
コメント数 |
32 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
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1. 女と女と井戸の中
奔放で無邪気なキャサリンの中にヘスターは自分が今まで経験することができなかった時間の
幻影を見たのだろうか。キャサリンが井戸の隣りに寝そべっていたところからすぐに最後が読めてしまったので、それ以降はテンポの悪さが気になって苦痛で仕方がありませんでした。
それだけを楽しむ映画ではないんだろうけどね。二人の関係の危うさ、脆さはよく表現できていたと思います。女同士の恋愛?物ってなんか似たりよったりものが多いね。奥が深いと監督はDVD特典の中で言っていたけど、そこまでもったいをつける映画でもないなと。4点(2004-11-07 16:46:57)《改行有》
2. ラブ・セレナーデ
《ネタバレ》 すごくシュール!にやける面白さ!鑑賞中なんとなく女性監督作品だろうなと思ったらやはりそうでした。ミランダ・オットーがほんとうにいいですねぇ。DJを突き落とすときの無邪気で満面の笑顔も巻き戻して見直したくらい、かわいくて、怖くて、素敵でした。これがあの正当派エオウィン姫だなんて。うーん、一気にファンになってしまいました。[DVD(字幕)] 8点(2004-10-11 03:12:28)
3. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 個人的には、それなりにいい俳優を3人も使っておきながら、3人をうまく使いきれてないもったいない映画だと思った。
多くの映画では特定の人物に焦点を絞って、その人物の光と影を描くことが多いが、この映画では、人は誰もが影を背負っており、それは特別なことではないし、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないという現実の理不尽さ・無常観、それでも人々はこうして生きている、生きていかなければならないということを3人の目を通じて描きたかったのだろう。
しかしこの映画に関しては、それを無理矢理押し込めようとして、かえってあざとく感じた。
幼馴染みだった3人を基盤に、一つの事件後のそれぞれの人生を対照させる上で必要な設定だったのだろうが、もっと端的に演出にした方がよかった。
デイブが報われなかったことが、映画の社会的な影響力を考えると道徳的によくないからという理由だけでこの映画の評価を低くするのではない。
ただ、ジミーの過去および娘との関係にせよ、デイブが幼少の頃に負った心の傷が大人になったデイブにどういう影を落としているのかにせよ、ショーンと妻との関係にせよ、弟達の殺害動機にせよ、レイ息子と母・父との関係およびジミーとの軋轢にせよ…
いちいち言葉に出して1から10までセリフで説明するのではなく、もう少しセリフによる説明を削いで観客に読み取らせる演出をすればいいのに。とにかく説明のし過ぎで、途中から物語の緊張感も無くなり、しらけてしまった。3点(2004-01-25 14:56:21)(良:1票) 《改行有》
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