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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ソードフィッシュ 《ネタバレ》 ドミニク・セナの演出は大味で空回り気味だが、冒頭のトラボルタの独白がイカしていて(死語)、最後までひきつけられてしまう。作品内のトラボルタは整形した姿であるというのが真相なのだろうが、ラストカットが気にかかる。整形をするべきなのだが、トラボルタはトラボルタのまま登場する。どうしてあの顔にこだわるのか? 実ははじめからトラボルタは一切整形などしていないのではないかと深読み。単に撮影上の都合なのだろうが。7点(2003-12-02 20:17:54) 2. 戦場のメリークリスマス R・レッドフォードに出演を断られた結果、D・ボウイが参加することになった本作。演技のプロではないが、それぞれの分野で活躍するキャストの味をひきだした大島演出にはさすがと唸らされる。基本的に俳優ビートたけしはあまり好みではないが、本作ではなかなかの味わいをかもしだしている。これでもう少し脚本が整理されていたならば・・・惜しまれる作品である。 7点(2003-12-02 19:44:25) 3. ズーランダー B・スティラー版『オースティン・パワーズ』というべきノリの作品で、観る人を選ぶコメディ。かくいう俺は、O・ウィルソンに今一つノレなかったものの、スティラーにはにべもなく撃沈させられ、笑いっぱなし。また、洋楽にはまっていた頃の曲ばかりが豪華に使われ、個人的には大満足。7点(2003-11-30 20:27:14) 4. グリーン・カード 大人のための落ち着いたラブストーリー。この手の映画が苦手な俺も本作には深く感情移入できて楽しめた。さて、その要因はなんなのか? 彼らが人生をしっかり生きているからだろう。とかく恋だけが人生というプロットになりがちだが、ウィアーは生きる上での優先課題を主人公2人に与えることで、予想外に訪れた恋の大きさを観客に痛感させることに成功している。8点(2003-11-24 18:58:16)(良:1票) 5. アナライズ・ミー デニーロとクリスタルの組み合わせはミスマッチのようでいて、絶妙なハーモニーを醸し出していてよい。ハロルド・ライミスの演出もこなれていて安心感はある。しかし、それ以上に心をつかむだけの魅力には欠ける。ラストではもう少し余韻が感じられるように作ってほしかったと思うのは欲ばりすぎなのだろうか。5点(2003-11-21 12:17:44)
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