みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 まず、この映画は、コナンドイルのホームズ物の設定を借りた、魑魅魍魎の住む魔界ロンドンを舞台にしたミステリー・アクション映画と感じました。テンポが速すぎて、ホームズ物の醍醐味である鋭い観察眼と溢れ出る知識を駆使した「謎解き」の面白さを端折ってしまい、最後にまとめて説明するという白けた展開になり、失望しました。さらに、ドイル物・ホームズが唯一興味を示した女性「アイリーン」が使い走りをしていた最強のライバルである「モリア-ティ教授」は姿を見せず、続編の臭いぷんぷんにも白けました。その他、特に気になったところを幾つか上げてみます。 ▼アイリーン役は、もう少し知的でかつ妖艶な女優さんが望ましかったような・・・。 ▼メアリー役の女優さんの雀斑の多さには幻滅しました。 ▼結局、本当に「モリア-ティ教授」はリモコン装置が欲しかった為だけで、アイリーンを使ってブラックウッド卿の途轍もない陰謀を手助けしたのだったのでしょうか?自分が英国、さらには世界制覇を目論んでいたのではなかったのでしょうか?▼もっとも英国国会内に撒布しょうとした「青酸ガス」は、その前に回し飲みをした解毒剤で解毒出来る訳がありません。その辺は、少々脚本が杜撰に書かれていたと思います。「青酸ガス」の治療は、酸素吸入、亜硝酸アルミ吸入+亜硝酸ナトリウム静注etcと、絶対に内服薬のみでは解毒できません。▼そんなこんなで減点因子が多く5点となりました。[映画館(字幕)] 5点(2010-03-14 16:30:34)(良:3票) 《改行有》 2. バイオハザードIII 《ネタバレ》 「あたいとあたいのクローン軍団で全てを退治してやる!」と舞台は東京でⅣを作るつもりではないでしょうね?研究施設で使用しているパソコンはソニーのVAIOで最後が、芝浦・品川の東京、といういかにも・・・、から勘ぐりました。個人的にはⅡの都市部でのアクションの方が好みです。しかし、「Kマート」役をやっていたスペンサー・ロックという女優さんの目が魅力的だったのと、ミラが頑張ってアクションをしてたので4点となりました。音で脅かすやり方は耳に悪く、嫌いです。アンデッドがあまり怖くないのは如何なものかとおもいます。アイザックス博士のゾンビ級がぞろぞろ出てこなくてはならないと思いました。[映画館(字幕)] 4点(2007-11-05 12:55:11) 3. ブレイブ ワン 《ネタバレ》 似顔絵まで描かれた女が逃げ通せるとは思いたくありませんが、復讐劇にしても、私には納得のいかない、不愉快な終わり方でした。米国のafter darkの怖さと銃社会であることは充分に伝わってきましたが、やや殺人狂的雰囲気を感じました。復讐劇でも「マイ・ボディガード」の結末の方が納得いきました。誰のことを「ブレイブワン」と言っているのかまったく理解不能です。エリカを指しているとすれば、それは大きな間違いであると思います。むしろマーサー刑事の方がある意味では勇敢な人と考えられるかも知れませんが・・・。ジョディの入魂の演技に5点です。[映画館(字幕)] 5点(2007-10-29 14:16:30) 4. シャーロット・グレイ 《ネタバレ》 ウウウ!さすが女王陛下のイギリス女性の映画でした。こんなに凛と出来る女性はあまりいないと思います。バック音楽のCDをわざわざ米国Yahoooから取り寄せた価値があったと自画自賛いたしております。たまたま本日42Chでやっていた「チャーチル」を観ていてそう感じました。でも自殺はぜぇ・・・ったいに許されません!本日も又そのように感じました。[DVD(字幕)] 8点(2007-10-02 00:44:06)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS