みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 蒼き狼 地果て海尽きるまで 《ネタバレ》 とりあえず見てる間は退屈しなかったが、二度と見たいとも思わない映画。 もう、いろんな意味で残念(笑)な映画で。 まず、企画そのものが残念。なんでジンギスカン?別に、日本風の自虐史観を他国にまで強要するつもりはないんで、モンゴルの人々がジンギスカンを称賛するのにイチャモンつけるつもりは毛頭ないんだけど、なんで日本人が称賛しなあかんのかなあ?あんまり古い話もあれだけど、700年くらい前に彼の子孫が作った国が我が国を侵略しようとして、現に壱岐、対馬の人々は犠牲になってるわけで。たとえば、カーチス・ルメイの生涯を日本の映画会社が、日本人の俳優使って(ぜってぇ無理w)、「悪の帝国を打ち破って世界を平和に導いた偉大な空軍司令官」なんて描く映画作るのと本質的に変わらないと思われ。 こりゃ、こけて大損害するのも当たり前だって。 それから、戦闘シーンも残念。確かにものすごく大勢の人と馬を使ってる戦闘シーンは、迫力があっていいだけどね。角川さんってつくづく面白い人だと思った。戦国自衛隊、天と地と、そしてこの作品。角川さんは大勢の軍勢が戦うシーンは大好きなんだけど、実は戦術とか戦略には無知、無関心。だから、この作品でもなぜ、テムジン側が勝ったかまったく理解不能。ただ、普通の製作者ならなんとかつじつまを合わせるんだけど、角川さんのすごいところは「テムジンの優れた指揮で」ってナレーション一つですましちゃうところ。ある意味感動した(笑)[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-03-12 21:14:23)《改行有》 2. 奇術師フーディーニ~妖しき幻想~ 映画見る前に、実在の人物ということで興味を持って調べたのが我ながらミスでした。 キャサリン・ゼタ・ジョーンズとシアーシャ・ローナンって、自分にとっては夢のようなキャスト(親子丼大好物ですw)なんだけど、こうまで平坦な予定調和のストーリーではどうも。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-05 17:03:23)《改行有》 3. 英国王のスピーチ 《ネタバレ》 案外と事実の方がフィクションより面白いことは、よくあることで、この映画も初めてジョージ六世という人物の困難とそれを乗り越えた努力、またそれを支えた「友人」を知ることができただけでも見たかいはあったと思います。 また、兄のウィンザー公やシンプソン夫人のわがままさ、傲慢さをきちんと描いているところも、恋愛至上主義のハリウッド映画とは完全に一線を画していて好感がもてました。 ヘレナ・ボナム=カーターさん、すごく落ち着いた素敵な感じだなと終始好感を持って見ていたら、なんと赤の女王様!少しびっくりしました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-03 12:55:28)《改行有》 4. 幸せのレシピ 《ネタバレ》 自分にとってダメダメな脚本の映画というのは、どれくらい主演女優が好きかどうかのバロメーターでw。 いくら〇〇さんでも、これだけはって放り出すなら実は大して好きではない、ぶつぶつ文句を言いながら見るんだったら、まあまあ好き。 そして、映画を見てる最中はただもう夢中で見て、終わってから振りかえって考えて「あれっ?」とようやく脚本の駄目さかげんに気づく場合、その女優がものすごく好き。 というわけで、ゾーイの意味不明な言動やら、全く性格がつかめないレストランのオーナーやら、後で振り返るとちょっとと感じるけども、見てる最中はもうゼタ・ジョーンズにうっとりで。どんだけ自分がファンかよくわかった。 もちろん、ニックとゾーイも申し分なく。 キャスティングが素晴らしければ、台本をかなりカバーできるのではないかと、思わせる映画だった。 セルDVD買ってよかった。[DVD(字幕)] 7点(2009-12-30 17:42:13)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS