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プロフィール |
コメント数 |
253 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画史や映像技術には全く詳しくないので、単純に面白いと感じた度合いで点数をつけさせていただきます。 よろしくお願いします。 |
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1. パニック・マーケット3D
《ネタバレ》 「サメ映画」と聞いた段階で、もはや「B級全開やりたい放題、いかに適当な展開をいかに適当に見ながらいかにサメ映画の中ではこの作品はあーだこーだと論じつつ、結局はまあサメ映画だからな!、という適当な結論に帰着する」、という印象を持っていたので、その印象のまま見ました。
で、見た結果、「う~むそうですか」、となりました。
これは予想外な展開があったわけでも予想外にくだらなかったわけでもなく、もちろん予想外に傑作であった、というわけでもなく、より短い文字数で言い表せば「ほう」という表現になるのとイコールです。
誰にも頼まれていないのに勝手に本作の弁明をするならば、
まず第一に、
「スーパーマーケットにサメがいる、とかそんなわけねーだろ」という点については、スーパーマーケットは海岸付近浜辺沿いにあり、その海域にはホオジロザメが出現する、ということは予め示されているため、「予想外の津波により海岸付近の建築物一帯が海に飲まれ、その海に生息していたホオジロザメさんが拡張された自分の領域を闊歩するのは当然であるので、当然スーパーマーケット内にサメはいる」ということになります。
第二は、特にありません。
最終的な結論として、「ほう」とか「はい」とかいうこれ以上短い文字数は思いつかない作品である、ということを感想として、本作の一口コメントとさせていただきます。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-23 00:41:21)《改行有》
2. マッドマックス 怒りのデス・ロード
絶対に大画面で見た方が良いです。
台詞が少なく、ストーリーもほぼ無いに等しく、とにかく映像とアクション、それのみ。
ひたすら改造車vs改造車であり、一部白兵戦。
なので映像に圧倒されつつ空気感に入り込めれば高評価だったのかもしれませんが、iPadで見てしまったために画面の大きさ的な意味で全く入り込めず、面白いと感じられませんでした・・・。[インターネット(字幕)] 3点(2023-11-15 17:57:41)《改行有》
3. シャイン
《ネタバレ》 後半はやや冗長(というか見ていて切ない)な感あり。あとピアノが上手いかどうか自体は全くわからん。しかし素晴らしい。私の中では傑作です。
親父は尽きるところ全て「自分のため」なんですね。そこに親子愛が絡んで複雑になる。要は自分は環境が悪く力を発揮できなかったんだ。だから息子には自分ができなかったことのリベンジをさせたい。そしてそんな息子を育て上げたのは俺だ。俺は凄い!という思考。だから自分の手を離れるのを極端に嫌い、最高難度とされるラフマニノフを弾かせたがる。その一方で、デイヴィットには親として離れてほしくないし、かといって純粋に腕を上げてほしいし、デイヴィット自らがラフマニノフの練習をしている(ピアノを好きになってくれている)のがすごく嬉しい、という側面もある。ここら辺のごちゃ混ぜ感が面白い、上手いと感じたポイントです。
親父はどちらかというと「自分が全て」なのに対してデイヴィットは「自分を押し殺している」という対比。そんな両者を繋いでいる絆的なものがピアノであるし、ただ繋ぎとめているだけではなく両者ともに「好きだから極めたい」と思っているのもまたピアノであると言える。ピアノは互いを距離を縮める要因となる一方で、互いを引き離す要因ともなっているのがあまりにも切ない。
デイヴィットがラフマニノフの3番を弾き終わったときの親父の涙は、「自分が成し得なかった“最高難度”の攻略」「自分の元を離れて正解だったという思いと寂しさ」「立派になった息子の成長が見れた嬉しさ」あるいは「息子への嫉妬」という全ての感情が入り混じった涙であり、故に、最高のシーンだったかと思います。[DVD(字幕)] 9点(2015-02-20 05:03:44)《改行有》
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