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1. トム・ヤム・クン!
《ネタバレ》 「マッハ!」から映画として格段進歩している。昔のゴールデンハーベストとジェット・リーのハリウッド版が混ざったようなアクション映画になってしまっているが。多分不評であった、アクション時のリプレイ・スローモーションの多様がしっかり改善されている。トニー・ジャーのアクションは相変わらず凄いの一言、ジャンピングニー気味のヒザ特攻が一番のお気に入り。ストーリーは相変わらず意味不明、親ゾウはアレを捕る為ということで分かるが、子ゾウは食料として連れて来られたと言う事か?そんなアホなである。アクションに関しては見せ方といい文句は無いのであるが、強いて挙げると多すぎる。どんなに上手い食い物も、食べ過ぎたら美味しく無くなるというもの。今回であれば敵が中国系ということでカンフーの達人との勝負をもっと観たかった。ドニー・イェンぐらいの本格派を呼べば良かったと思うが。プロレスラーとか異種格闘技は次回作に廻せば良かったのである。次の題名は「ナンプラー」ぐらいか?[DVD(字幕)] 7点(2006-11-16 04:12:40)(良:1票)
2. マッハ!!!!!!!!
本格派アクションスターの出現を本当に嬉しく思う。オリジナリティー溢れるアクションは”凄い”の一言。肘・膝がもろに顔に入ってるせいもあり、実に痛さを感じる。しかし残念なことに、これだけのアクションがあるにも関わらず観終わった後味は悪かった。ストーリーが小学生レベル、繰り返しとスローを多様する編集が鼻に付く、終盤ダレルといった問題を誰でも感じると思う。アクションをこれでもかと詰め込むのでは無く2/3に減らしても、主人公の感情を高めたりすることによって減り張りを利かせば、もっと爽快感を得られるものになった筈。最初のブルース・リーを彷彿とさせる瞬殺の様に。あと、ムエタイの試合をああいう下劣な戦いにしてしまったのは残念で仕方ない、もう少し神聖さのある現実味のあるものにして欲しかった。7点(2004-12-15 01:01:05)(良:1票)
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