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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. チョコレート・ファイター
《ネタバレ》 タイ映画でジャッキーばりの本格アクションが見られるとは。
考えてみればムエタイの本場なのだからおかしくはない。
なんといっても主演の少女が逸材で素晴らしい。
といっても、撮影当時23、4歳というからビックリ。
十分中高生で通用するほど幼く見える。
テコンドーの選手だったらしいが、何年も前からこの映画のために受けていたという訓練にふさわしい仕上がりで、一流アスリートのキレと輝きがある。
シリアスな緊張感ばかりではなく、ちょっとズッコケ気味なシーンも。
少女がブルース・リーの真似を始めたときは、コントのようでどうなることかと心配に。
ハエだらけの肉処理場は、笑えるけれど確実に食欲をなくす。
マフィアの手下がニューハーフだらけというのもタイっぽい。
阿部寛の決めのナレーションは、臭すぎるし取ってつけた感もあって思わず失笑。
全般的に阿部寛がかなり浮いて見える。
エンドロールの前にメイキング映像があったが、これが撮影現場の凄まじさを物語る。
アクションシーンで何度も当たっていたり、落下で打ちどころが悪かったりとケガ人が続出。
やられ役も含めて相当危険だったことがわかる。
それだけ真に迫っており、日本の女優の付け焼刃のようなアクションなどお遊戯に見えてくる。
NHK制作のドキュメンタリー「闘え!ジージャー」で特集されていたが、あどけない笑顔からは想像できない格闘技選手のような修練と、いつも救急車が待機するような危険と隣り合わせの現場が印象に残った。
自ら何度もダメ出しをして、納得がいくまでストイックに完全形を求める姿は、まさにアスリートそのもの。[DVD(吹替)] 7点(2014-10-18 21:23:55)(良:2票) 《改行有》
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