|
プロフィール |
コメント数 |
1470 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。 何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。 レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。 でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。 これからも宜しゅうお願いいたします。 |
|
1. 路
かの有名なフェリー二の「道」より、自分は先にこちらの「路」を観ました。あにやんさん同様、映画といえば「キャノンボール」だの「ブッシュマン」だのにうつつを抜かしていた当時、何故田舎では滅多に上映される事のない、いわゆる「第三世界」の映画をわざわざ観に行ったのか、記憶があいまいで定かではないんですが。とにかく「ミツバチのささやき」と同時上映二本立てされていたのを見に行きました。・・・いやはや、ズシンとくる重量感にとにかく押し潰されそうになりましたね。その時分の私自身の知識やら薄っぺらな中身を遥かに超過してしまう重み。「兼高かおる世界の旅」のみの世界観から私を卒業させてくれた映画と言っても良いかも(笑)雪山の彼方に響きわたる不実を働いた妻の「私を置いていかないで!!」という悲痛な叫びが今でも耳から離れません。細かな部分までは正直失念してますが一種ロード・ムーヴィーのバリエーションみたいな内容だったかと思います。映画に衝撃を受けたあと、政治犯として投獄されていた監督がなんと獄中から演出の指示を出していたという記事をその後読み、それにもまた驚愕。多分この頃、「ロードショー」のようなファン雑誌から「キネマ旬報」に徐々にシフトしていった時期。後々トルコ旅行をした時、ああここがあの「路」の舞台かあ・・・と感慨深く・・・。それにしてもレビュー数やっぱり少ないなあ・・・。[映画館(字幕)] 8点(2009-05-17 10:54:53)
|