|
1. ヒトラーの贋札
《ネタバレ》 戦争映画を普通に撮っても新鮮味が無いということで、こういった切り口も斬新で良いと思います。
ソロヴィッチ自身が生き延びることは冒頭のシーンで明らかなので、その辺りのハラハラドキドキは無かったけど、仲間たちの命運に関してはサスペンス感があって物語に引き込まれました。
せっかくの才能を犯罪に使うというのが愚かではあるけど、それが身を助けるという展開は皮肉が効いてて良かった。
単なる犯罪者ではなくて、実はいい人という設定のお蔭で共感も出来た。
お金を仲間で山分けするとか、何か有意義な使い道をラストのオチにしてくれたらすっきりしたと思うんだけど、なんだかもやもやした気分になるラストシーンでしたね。
あと、邦題にヒトラーの名前を使ってるのにヒトラーは一切登場しない。
これはもう贋題と言わざるを得ない。[DVD(字幕)] 6点(2015-01-13 17:04:22)《改行有》
2. ヒトラー 最期の12日間
戦争に良いも悪いもないのだろうけど、
それに関わった者は生きて贖罪の日々を送る必要があるのかも知れない。
死ぬことは単なる逃げでしかなく、ヒトラーもまた弱い人間の1人だったということか。
まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、とにかくこの作品は長い。
それに退屈。
次から次に人が死んで行くけど、もう誰が誰だったかわかんなくなる。
もう少しキャストを整理してもらえれば、少しは楽しめたかも知れない。
[DVD(吹替)] 5点(2007-02-19 02:19:27)《改行有》
|