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プロフィール |
コメント数 |
118 |
性別 |
女性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
前回アクセス(H30.11月)から2年ぶりに再びアクセス。 なかなか時間がないものの、地味〜に、たま〜に、映画は観ているのですが、、何故か映画鑑賞よりレビューを書く方が時間がかかる不思議… 簡潔に論理的にまとめる能力が欲しいです(泣)
<採点基準> 10 :生涯のベストムービー。理由は様々だが愛してる
9 ~8 :かなり大好き。純粋に面白い。好き!
7 ~6 :なかなか良い、悪くない。云わば平均!
5 ~4 :微妙、消化不良、苛々。あまり好きではない
3 ~2 :見たことをひたすら後悔、後悔、後悔
1 ~0 :滅多に出ないが出たら最後。永遠にさようなら
これからもよろしくお願いします!
令和2年10月10日 |
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1. 恋人までの距離(ディスタンス)
《ネタバレ》 今まで二度見たが、何度観ても二人の関係性は魅力的だ。
男女間でここまで幅広い会話が出来たら、きっと二人の関係に飽くことはないだろう。
幅広い会話を繰り広げるには、知性、ユーモア、思慮深さが必要なことも実感できる。
ウィーンを舞台にした車窓・風景・街並みの美しさは、
まるで自分が二人と共に旅をしているような感覚にさせてくれる。
時間の経過と共に変化が出てくる二人の関係の際立たせ方も面白い。
二人の関係を見透かしたように書かれた詩、セリーヌが好きだと言った絵、占い、
どれもハッキリとはしない「境界線の曖昧さ」が二人の関係にリンクし、
より儚く寓話的に二人の関係を強める要素になっていたと思う。
翌朝には別れてしまう歯痒さ、それでも惹かれ合い、徐々に縮まる二人の距離感は、
観ている者の胸も高鳴らせてくれる。
私が一番好きなのは、友達に電話をするフリをして互いの想いを伝え合うシーン。
あの場面はセリーヌのロマンティストさとウィットに富んだスマートさが
如実に表れている素敵な描写であり、あの手法自体もとても魅力的だ。
あのような素敵なユーモアの持ち主だからこそ、
会話にも知的さと優雅な空気を含ませる事が出来たのだろう。
観る者の想像に委ねたラストも素敵だが、
簡単には結ばれぬ二人ほど強く惹かれ合うのは、いつの時代も変わらないのだろう。[DVD(字幕)] 10点(2006-10-29 19:41:04)(良:1票) 《改行有》
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