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プロフィール |
コメント数 |
137 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://escargot1.exblog.jp/ |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
ジャンルにはこだわらないかも。 泣けるのも笑えるのも考えちゃうのも好き。 テーマに関わらず丁寧にきちんと作られた映画には感動する。 安直なもの、偏ったもの、意味なく大げさなものには白ける。
映画と日常生活についてのブログ始めました。→http://escargot1.exblog.jp/ |
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1. ブリキの太鼓
これは・・・想像以上の気味悪さ。
R-15指定だが、残酷だとか、Hなシーンが多いとかってこともない。でも、決して子供に見せてはいけない何かがある。
「何が」とは言えない。
でも、意図した不気味さが映像全体から醸し出されている。
あと、効果音の使い方も。
主人公の少年は複雑な父と母とその愛人の関係を子供ながらに感じ取り、醜い大人になりたくないと心に決めてみずから成長をとめてしまう、という目茶苦茶な設定。
演じているのは、本当に子供なのか、小人症の大人なのか、よく分からないが、とにかくおぞましい表情を見せてくれる。
あー、説明するのが難しい。というか、おぞましい。
冒頭のシーン。芋畑で焚火する女。警官に追われて逃げてくる小男。女は小男に頼まれてスカートの中にその男を隠す。・・・これは主人公のおじいさんとおばあさんのなれ初めの話。想像できますか?「まさか・・・」という想像が当たったので、吐き気がした。
快活な子供の声のナレーションが余計に不気味。
全体的にそういうトーンのカルトムービー。
気持ち悪いが印象深い。1979年西独の映画。
興味が湧いたらご覧あれ。ただし、ビデオはなかなか見つからないと思う。
7点(2003-11-22 16:23:23)(良:1票) 《改行有》
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