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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アンダルシアの犬 当時の社会情勢にするどくメスを斬り込んだ作品・・・などとしたり顔でレビューしようかと思ったが、言葉が続かない。だって、全く意味わかんないもん、これ。こんなもの後世にまで残して、俺にどうしろっちゅ~ねん! にも関わらずいまだに時折ビデオを引っ張り出して観賞してしまう、一種の麻薬映画。?すぺるまさんが書かれていたが、これって本当にコメディなの? また見直してみなきゃ。9点(2003-11-21 14:25:16) 2. 暗殺者 職人R・ドナーにしてはテンポがだるい。というよりも、この作品にはもっと適した監督がいたように思える。言われるほどにはスタローンの演技は悪くはない・・・が、もちろん良くはない。おおむね好評のバンデラスはむしろ浮いてしまっている。いくら2番手だからといって、ちょっと遊びすぎではないか? コンセプトは悪くないので、もっと色気ある演出で観たかった作品。4点(2003-11-21 14:12:35) 3. アメリ 《ネタバレ》 人づきあいのできないヒロインの屈折した偽善の物語。人の恋愛にくちばしをつっこみ、犯罪行為をしておきながら、いいことをしたと自己満足。あげくに最後は愛を得る・・・なんだこれは。さすがは『デリカテッセン』で注目を浴びたジュネ監督。これだけのブラックコメディでありながら、おしゃれな恋愛映画と誤解されるのだから、相当なくせ者である。2点(2003-11-21 13:27:49) 4. アパートメント(1996) 奇をてらった複雑な構成と感じつつ観ていたが、いやはやなんともよく練られた脚本。多くの謎をちりばめながら、愛を求めるが故の苦悩をあぶり出していく手法は絶妙である。R・ボーランジェ、M・ベルッチの競演も艶やかでいい。脚本・監督のジル・ミモーニについてはよく知らないのだが、他の作品も観てみたいものだ。8点(2003-11-21 12:37:54) 5. アザーズ 『シックスセンス』のオチも決してそれまでに使われていない新しい試みというわけではなかった。それでも評価されるのは語り口の巧さゆえ。で、本作は主要登場人物を全て幽霊にした点は買い。しかし、それまでであり、『シックスセンス』のような人間ドラマにつながっていかないところが残念。これでは、新しく生み出す価値は少ないと考える。しかし、恐怖演出は巧みで素晴らしい空気感を創造しているので、甘めだが5点。5点(2003-11-21 11:20:51) 6. 悪魔のような女(1955) 《ネタバレ》 怖い・・・その一言に尽きる。しかし、あえてケチをつけると、『悪魔のような女』という邦題。そんな女性出てきたか? ヒロインは悪魔的だったとは全く思わないが。8点(2003-11-21 11:11:00)
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