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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. がんばれ、リアム 大人の世界の深刻な状況と幼いリアムの無垢な視点(っつっても女の人の裸に興味津々だけどね)のコントラストが印象的。貧しさ故にファシズムにのめり込んで行く父親が切ない。悲惨な結末の後、一心に姉の髪を梳いてあげているリアムの姿を見ていると「がんばれ」って言いたくなります。8点(2004-08-31 16:56:50) 2. 髪結いの亭主 今までルコント作品は「橋の上の娘」をTVで観ただけだったのですが、あまり観た事のないタイプの作品で素直に楽しめました。「観る」というより「味わう」、いやむしろ「酔う」作品でしたね。マイケル・ナイマンの音楽がすごくマッチしてたし、官能寓話、とでもいうのかな、こういうの。あんまし現実的に考えないで、それこそ「鶴の恩返し」とかを読むように見た方が楽しめる気がします。8点(2004-06-07 16:36:14) 3. カンダハール 出来が良いとか悪いとか、面白いとか面白くないとか、そういう事を超えて迫ってくるアフガニスタンの「リアル」に、ただただ圧倒される。8点(2004-06-05 15:47:11) 4. 彼方へ ヘルツォーク(うむ、まるでヒーローものに出てくる悪の大幹部のような名前だ)の作品はこれしか観てないんですけど、なかなか見ごたえのある映画でした。登山家の話なんですが、映像が何と言うか、とってもストイックな感じで、観てるこっちも息をするのを忘れてしまうようでした。7点(2003-10-07 14:49:29) 5. かぼちゃ大王 これ、ビデオタイトルが「私が愛した少女」というので、ロリコン映画みたいなイメージを持たれるかもしれないんですけど、全然そんなことないですよう(あ、でも少女のヌードシーンもちょっとだけあるし、危うい雰囲気を持ってはいますけどね)。「かぼちゃ大王」っていうのはどうやら「ピーナッツ(スヌーピーが出てくるマンガって言った方がいいかな)」に出てくるらしいです(「らしい」とか言わずにちゃんと調べとけよな)。同じ監督による「黄昏に瞳やさしく」という作品がとても良かったんでこちらも観てみたのですが、不思議な温かさにあふれた映画でした。無精ひげのお医者さんと、ピッピという女の子がなかなか素敵です。7点(2003-10-07 14:40:57)
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